品質へのこだわり

品質への考え方

アサヒ飲料は、高品質で安全な商品と真心のこもったサービスの提供を通じて、豊かで健康な食生活の実現に貢献することを目指しています。 アサヒ飲料の品質保証活動の目的は「安全」でおいしい商品を、お客様に「安心」して飲んでいただくこと。お客様に安心して飲んでいただくためには、商品のおいしさや品質はもちろん、お客様の声に真摯に耳を傾け、それを商品やサービスに反映していくことも、大切な要素だと考えています。

当社が考える品質とは、商品およびサービスがお客様の期待を満足させられるかどうかを評価するための、性質や性能のことを指します。確実な仕事により、確実なものをつくり、その成果を確認して信頼を得、万一の場合に責任をとるの3要素を基本に、各部門が同一ベクトルで全社的にこの品質を高めるよう努めています。

また、お客様に高品質で安全な商品と真心のこもったサービスを提供するために、全社員一人ひとりが自らの能力を磨き、業務に精通することを通して品質保証活動を組織的に推進しています。今後とも、商品・サービスのトータルな提供を通して、お客様に安心しご満足いただけるものづくりを目指していきます。

品質憲章

アサヒ飲料では1997年に全社員の品質保証活動の基本的な考え方となる「品質憲章」を定めています。

1.私たちの品質保証活動の基本は、経営理念の具現化活動であり、国の内外を問わず関係する法の定めには常に留意し、これを遵守する。

2.品質保証活動は、全社員の日常の業務活動そのものである。社員一人ひとりが自らの能力を磨き、業務に精通することが当社の品質の向上に寄与することにつながる。

    3.お客様の期待を超える最高品質の商品・サービスを市場に提供するために、以下の行動に徹する。
  • (1)良質な原材料から、優れた方法で、卓越した商品を造るシステムを維持するとともに、更なる工夫・改善に努める。
  • (2)安定した商品品質を維持させながら、おいしい状態でお客様に届ける活動に努める。
  • (3)お客様の声には、真摯に耳を傾けウォンツ、ニーズを引き出し、商品やサービスに反映させる工夫をする。

4.ご指摘を頂いた場合には、迅速に誠意を以て対処し、お客様の信頼をかちとる行動に徹する。

品質保証体制

アサヒ飲料では、商品の品質向上並びに品質保証に関わる問題を討議し、解決を図ることを目的とし、品質保証委員会を設置しています。

品質保証委員会は経営会議の諮問機関であり、適宜、経営会議に解決方針等を報告しています。

品質マネジメントシステムの国際規格 『ISO9001』

ISO9000シリーズはISO(国際標準化機構)が1987年に定めた「品質管理および品質保証に関する国際規格」です。
製品の形や中味など“もの”についての規格ではなく、“ものをつくるしくみ”について規定しています。アサヒ飲料では、工場を含む生産部門においてISO9001を取得しています。

ISO9001

食品安全マネジメントシステムの国際規格『FSSC22000』

FSSC 22000は、食品安全マネジメントシステムの国際規格であるISO 22000と、ISO/TS 22002-1(食品製造の為の一般仕様書)を統合し、国際食品安全イニシアチブ(GFSI)が制定した認証スキームです。FSSC22000は食品製造業や食品容器製造業を対象としたもので、製造時だけでなく輸送や現場での保管も対象としています。意図的な異物混入など悪意ある攻撃(フード・テロ)の予防まで含めた食品安全のリスクを限りなく減少させるシステムであることが特徴です。アサヒ飲料では、全工場でFSSC22000を取得しています。

協力工場を含めた品質保証体制「Asahi Quality Meeting」

お客様のさまざまなニーズにお応えするために、アサヒ飲料の商品は自社工場のほかに全国に広がる協力工場に支えられています。アサヒ飲料では協力工場を含めた全工場が参加する定期的な品質会議『アサヒクオリティミーティング』を開催し、品質監査の実施を通じて品質保証能力の向上に取り組んでいます。

安全・安心の取り組み