強炭酸水で意欲の低下を抑制

強炭酸水が精神的疲労による
意欲の低下を抑制

 オフィスワークなどで想定される精神的疲労を伴う作業中に炭酸水を飲むと、「意欲」はどうなるか検証しました。
 被験者に、パソコン作業の合間に強炭酸水、弱炭酸水、水の3種類を飲んでもらい、前後の「意欲」の変化を調べたところ、水は「意欲」評価の低下が見られたのに対し、強炭酸水と弱炭酸水は「意欲」評価の有意な低下が見られず、実験前の意欲を維持できました。この結果から、炭酸水によって精神的疲労による意欲の低下を抑制できる可能性が示唆されました。

 また、同試験では炭酸水の飲用による「眠気予防」「リラックス度合いの低下抑制」についても検証し、ともに効果が期待できることが明らかになりました。

 印象評定*1では、強炭酸水では刺激や爽快感が強く感じられ、炭酸水の摂取によりスッキリ感や爽快感が得られました。これらの特徴が眠気や気分の悪化(意欲の低下、リラックス度合いの低下)を防ぐ要因として考えられます。

●実験前後の「意欲低下」評価
(VAS*2による主観評価)

強炭酸のみ 眠気が高まらなかった

 また、同試験では炭酸水の飲用による「眠気予防」「リラックス度合いの低下抑制」についても検証し、ともに効果が期待できることが明らかになりました。

 印象評定*1では、強炭酸水では刺激や爽快感が強く感じられ、炭酸水の摂取によりスッキリ感や爽快感が得られました。これらの特徴が眠気や気分の悪化(意欲の低下、リラックス度合いの低下)を防ぐ要因として考えられます。

●印象評定

  • 後味のスッキリ感の強さ
  • 爽快感の強さ
  • ・本研究は、国立研究開発法人理化学研究所(生命機能科学研究センター健康・病態科学研究チーム)との共同研究として実施しました。本結果は日本疲労学会(2019年5月)で発表しています。
  • *1 味わいの印象に関する主観評価。
  • *2 Visual Analogue Scale

実験概要

  • ・参加被験者 : 成人就労者29名(男性12名/女性17名)
  • ・強炭酸水、弱炭酸水、水を1回摂取する(3群クロスオーバー試験)
  • ・オフィスワークを想定した90分間のパソコン作業(認知課題)を行い、45分経過時に中断して飲用。疲労負荷の前後に認知課題成績測定、自律神経活動評価、主観評価、血液酸化マーカー測定、印象評定を実施し、結果を比較
  • 実験前の測定
  • パソコン、疲労負荷課題(45分)(オフィス事務作業想定)
  • 飲用 150ml(5分)
    強炭酸水 / 弱炭酸水 / 水
  • パソコン、疲労負荷課題(45分)(オフィス事務作業想定)
  • 実験後の測定
実験概要

出典 : 健常成人の急性精神的疲労に対する
炭酸水の抗疲労効果(日本疲労学会、2019年)

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