炭酸の歴史

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※各項目で分類しています。

1620

炭酸研究炭酸水の気泡、
「ガス」と命名される

ヴァン・ヘルモント(ベルギー)、天然炭酸水(鉱泉)に含まれる気泡を「ガス(Gas)」と命名。

ヴァン・ヘルモント(1579-1644) :ガス化学の創始者。気体にガスという名称を初めて用いました。鉱泉の泡や発酵で生ずる二酸化炭素を「ガス・シルウェストル」(Gas Syluestres)と命名。酸類を石灰石や灰に注いだ時や、ビールやぶどう酒の発酵に伴い発生するものであることを突き止めました。炭酸ガス(Carbon Gas)という名称も用いました。

1750

炭酸研究医療用炭酸水「エァレイテッド・
ウォーター」製造

ガブリエル・ヴァネル(フランス)、医療用人工炭酸水を製造、「エァレイテッド・ウォーター(aerated water)」と命名。

ガブリエル・ヴァネル(1723-1775) : フランスの化学者。酸性の水に炭酸塩類を加えて医療用の人工鉱泉水をつくり、「エァレイテッド・ウォーター」と呼びました。その後、プリーストリーもこの言葉を使用したため「aerated water」は今も炭酸水(carbonated water)の意味で使われています。

1754

炭酸研究炭酸ガス(CO2)の発見、「固定空気
(Fixed Air)」と命名される

ジョセフ・ブラック(スコットランド)、石灰岩の中にある炭酸ガス(CO2)を発見し、「固定空気(Fixed Air)」と命名。

ジョセフ・ブラック(1728-1799): 定量的な研究で気体化学の発展に貢献したイギリスの化学者。医学の学位論文用の研究が、後の炭酸ガスの発見につながりました。熱化学の研究にも取り組んでいましたが、ブラックの研究装置を作成したのは蒸気機関を発明者するジェイムズ・ワットでした。

1770

炭酸研究天然炭酸水の人造化成功

トルビョルン・ベリマン(スウェーデン)、天然炭酸水の人造化に成功。

トルビョルン・ベリマン(1735-1784): スウェーデンの化学者。石灰と硫酸で炭酸ガスを発生させ、天然炭酸水の人造化に成功します。もともと自身の療養のためにドイツから鉱泉水を取り寄せて飲用したところ体調が良くなったことから、鉱泉水を分析、その成分を混合したもので、自家用レベルの発明でした。

1772

炭酸研究炭酸水炭酸飲料炭酸飲料の製造法の発明

ジョセフ・プリーストリー(イングランド)、固定空気の研究から効率的に炭酸水をつくる方法(瓶の中で発生させた二酸化炭素を、水を満たして逆さまにした別の瓶へ入れ、振って混合する)を発明しました。

ジョセフ・プリーストリー(1733-1804)化学史上、誰よりも多くの新しい気体を分離して研究したイギリスの牧師、化学者、実験家。自宅の隣にあったビールの醸造所で発酵ガス(固定空気)に興味を持ち研究に取り組む。炭酸水の効率的な製造法を開発し「ソフトドリンクス産業の父」と呼ばれています。酸素の発見者としても知られています。

1770-
1780
年代

炭酸研究固定空気、
「炭酸ガス」と命名される

アントワーヌ・ラヴォアジエ(フランス)、空気の分析、発酵現象などの研究から、それまで「ガス・シルウェストル」、「固定空気」と呼ばれていたものを「炭酸ガス」または「二酸化炭素」と命名。

アントワーヌ・ラヴォアジエ(1743-1794) : 優秀な官僚であり、大化学者。化学現象の定量的分析を体系化し、近代科学の基礎を築きました。空気と燃焼の研究で知られ、「酸素」「窒素」もラヴォアジエの命名によるものです。

※炭酸の歴史情報は、参考文献をもとに当社が独自で整理したものです。

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