大切な水を再利用!めぐる水を、巡る

1リットルの飲みものをつくるのに必要な水の量とは?

みなさん、ご存知ですか?

水の惑星と呼ばれる「地球」。水は無限にあるように感じますが、人が利用できるのは、わずか0.01%しかないのです。

人が使うことができる水0.01%海水や氷河など人が使うことができない水99.99%

アサヒ飲料の各工場では、私たちの製品や製品づくりに欠かせない、こうした貴重な水をムダにしないようにするための挑戦を続けています。ここでは、その取り組みを紹介します。

まずは「再利用」の例から。

飲み物を入れる缶やPETボトル。
それらを殺菌・洗浄するために、水を使っています。
アサヒ飲料では、これらの水をキレイにして、別の用途でも利用しています。

飲料を入れるPETボトル・缶の洗浄で使用した水

用水処理設備でろ過してきれいにします。

回収水貯槽

砂ろ過器

活性炭ろ過器

処理水槽

再利用 機械設備の洗浄 缶コーヒーの殺菌

このほか、缶コーヒーの殺菌で使用した温水も再利用。びんを入れるケースの洗浄や、茶粕・コーヒー粕の搬送に使っています。

次は「節水」の例です。

PETボトルやキャップを洗浄する時に使う、ノズル。
このノズルの形や水を出すスピードを工夫することで、
使用する水の量を減らしながら、高い洗浄力を実現しています。
以前に比べて、60〜75%も水の使用量を減らすことができました。

水に空気を混ぜて、勢いをつけています。

エアインダクションノズル

従来品→開発品 60〜75%削減

6割節水。でもしっかり洗う!

このような取り組みによってアサヒ飲料では、飲みものを1リットルつくる時に使う水の量を、約30%(対2008年比)減らしています。水の使用効率は年々高まっているのです。

2008年 4.8リットル→2016年 3.4リットル

約30%削減

1リットルの飲みものに3.4リットルの水が必要!

水を大切にする挑戦は、今日も続いています。

環境への取り組み

  • 自動販売機の環境への取り組み
  • 毎日CO2CO2削減工場編
  • 環境の取り組みの歴史
  • ページトップへ