中国の紅茶

中国というと、現在はウ-ロン茶や緑茶のイメ-ジが強いですが、元々、ヨ-ロッパに紅茶をもたらした国で、現在でも湖南省こなんしょう安徽省あんきしょうなどで栽培されています。国内での消費量はごく僅かですが、輸出用としての生産が盛んで、とりわけイギリスにおける中国の紅茶の人気は高いそうです。
ダ-ジリン、ウバと並ぶ世界の三大銘茶さんだいめいちゃの1つが「キ-マン」です。もともと緑茶として茶葉を栽培していたのですが品質が優れず、紅茶にしたところ、らんの花にも似た香りのするフレ-バ-で人気を博し、紅茶として栽培されるに至ったそうです。この紅茶は、「中国茶のブルゴ-ニュ酒」といわれるほど絶賛され、とりわけヨ-ロッパで人気の高い紅茶です。 中国で有名なもう1つの紅茶が「ラプサンス-チョン」です。このお茶は、茶葉を発酵はっこうさせた後にいぶすため、「燻製くんせい茶」とも呼ばれています。やはり、ヨ-ロッパでの人気が高く、東洋の神秘を感じさせるといわれ珍重されているそうです。 中国が紅茶の三大生産地だというと、不思議な感じもしますが、紅茶の発祥の地として、現在も香り高い茶葉を生産しているのです。