コーヒー賛美の言葉

キザなせりふをずかしげもなく言ってのけることが出来るのは、好きな人に少しでも良く見られたい、喜んでもらいたい、という気持ちからでしょう。フランス革命時代に、非常に叙情的じょじょうてき魅惑的みわくてきなセリフで女性をとりこにし、はなやかな交友関係をひろげる政治家がいました。
彼はシャルル・モ-リス・ド・タレ-ラン・ペルゴ-ルという人物で、フランス外相がいしょうとしても活躍かつやくし、先見せんけんめいが高かったといわれています。

ナポレオンを支持し、フランス革命を応援したかと思うと、その政権せいけんの危うさに見切りをつけ、王政復古おうせいふっこの手助けをした人です。頭の回転の速い人だった様で、言葉をたくみにあやつることもできたのでしょう、「人間に言葉が与えられたのは、考えをごまかすため」と公言するほどでありました。
彼は、コ-ヒ-好きでも有名で、「悪魔のように黒く、地獄のように熱く、天使のようにいさぎよく、恋のように甘い…。」というコ-ヒ-賛美さんびの名文句も残しています。まるで、映画の主人公の呟きのようで、彼自身が80歳を過ぎても恋のウワサがえなかったこともうなずけますね。