コーヒーカンタータ

コ-ヒ-がヨ-ロッパに伝わったのは、17世紀の初めから中ごろにかけてといわれています。ベニスの商人がコ-ヒ-豆を持ち込み、ロ-マで売ったのがその起源きげん だとされています。もの珍しさと、そのテイストが受け入れられ、一気にヨ-ロッパ全土に広まったそうです。かの有名な音楽家ヨハン・セバスチャン・バッハも、コ-ヒ-到来とうらい &ブ-ムに影響えいきょう を受けた1人です。
バッハのコ-ヒ-好きは有名で、地元のコ-ヒ-ハウスに入り浸り、音楽好きの学生と共に毎夜、演奏えんそう を楽しんだといわれています。

そのコ-ヒ-好きが高じて作られたのが、俗に「コ-ヒ-・カンタ-タ」と呼ばれる曲です。歌詞は、ピカンダ-という当時人気のあった詩人が作ったもので、コ-ヒ-好きな娘とコ-ヒ-を飲むことに反対する父親がひろ げる喜劇きげき を当時の世相を反映して風刺的ふうしてき に描いたものです。「千のキスよりすばらしく、マスカットぶどう酒より甘い。コ-ヒ-はやめられない!」というコ-ヒ-好きの娘のセリフは有名で、コ-ヒ-の魅力みりょく を良く表した言葉としてコ-ヒ-通の間で話題になったということです。
現在では、コ-ヒ-が歌の中に出てくることもしばしばですが、その草分け的存在が「コ-ヒ-・カンタ-タ」といえるでしょう。