コーヒーの起源

コ-ヒ-は紅茶と同様に、世界の最もポピュラ-な飲み物として熱帯地域ねったいちいきの60カ国以上で栽培さいばいされています。この「コ-ヒ-」ですが、起源きげんに関しては2つの伝説があります。 1つは、17世紀の東洋学者の書いた、エチオピアをコ-ヒ-の発祥はっしょうの地と考える「山羊飼やぎかいカルディ」の物語です。カルディの飼っている山羊が夜になっても寝付こうとしないので、近くの修道院しゅうどういんに相談に行ってみると、とある潅木かんぼくの実を食べているのがわかった、というものです。この「潅木の実」がコ-ヒ-豆ということで、以後、人々がそのゆで汁などを飲むようになり発展していったのではないか、と言われています。

もう1つは、イエメンをコ-ヒ-の発祥の地と考える「モカの聖人せいじんアリ-・イブン・ウマル」の物語です。ウマルが様々な事情により、町を出てウザブという山の中で生活していたところ、何も食べるものない場所でコ-ヒ-を見つけて、やがてそれを煮立てて飲み始めた、というものです。彼が、その「コ-ヒ-」を、訪ねて来る人々に振る舞ったおかげで流行はややまいしずまったと言われており、そのおかげでコ-ヒ-が広まったとみる人もいます。
コ-ヒ-の歴史は、ヨ-ロッパでは大航海時代だいこうかいじだいから約400年、日本では江戸時代にオランダから伝わって約200年という短い歴史だといわれますが、コ-ヒ-には伝説になるほど古い昔話もあるのです。