uruoi life

キモチとカラダがうるおう生活のヒントをインタビュー

大橋 マキ

 大橋 マキ大橋 マキ

大橋さんの4つのuruoiメソッド大橋さんの4つのuruoiメソッド

  • 01 葉山の四季を感じる暮らし
  • 02 「老い」への前向きな憧れ
  • 03 暮らしに溶け込む「和ハーブ」
  • 04 愛猫とウクレレに夢中です!

アナウンサーとしての多忙な生活からアロマセラピストへの転身を経て、
現在は葉山でさまざまな活動をしている大橋マキさん。
豊かな自然とふれあい、「香り」で街づくりや多世代交流に携わる生活がもたらす“うるおいポイント”を伺いました。

01 葉山の四季を全身で感じる暮らし

大橋 マキ

フジテレビのアナウンサーから、どのようなきっかけでアロマセラピストになったのでしょうか?
 アナウンサーとして得がたい経験をさせて頂いている感謝はもちろんありましたが、当時は自分のものにできていない不甲斐なさの方が強かったんですね…。 “自分の言葉で伝える”ことにもがいているなか、アロマセラピーサロンを取材する機会があり、そこで受けたハンドタッチングに「こんなにも人の感覚に訴えかけられるものがあるなんて!」と、衝撃を受けたんです。その強烈な感動がきっかけで、伝える・繋がるツールとしてのアロマを学び始めました。

image

それで、イギリスに留学して資格を取られたのですね。
 退社後はフリーランスとして無我夢中で仕事に打ち込みました。アロマセラピストとして働きながら、群馬県のフェスで対談した足で、そのままアメリカでスペースシャトル打ち上げ取材を二日間行って、カナダで環境番組のロケを2週間なんて日々でした(笑)。とても充実していましたが、ハードスケジュールで突発性難聴になったんです。体がSOSを出してくれたお陰で、バランスに気をつけなくてはと痛感しました。
アロマセラピストとして6年ほど東京の病院などで活動しながら、生活全般のあり方を見直しました。主人の仕事の関係でオランダやイタリアでの生活を経て、もう10年ほど葉山で暮らしています。
葉山でもアロマのお仕事は続けているのですか?
 最初は行政からのオファーで、介護者のためのアロマセラピー講座を3年ほど担当していました。その活動が発展して、今は法人として畑やガーデニングなど植物を通した地域活動と事業を行っています。葉山というと海のイメージが強いと思いますが、山を背に谷も川もあり、多様で濃密な自然がとても身近なんですね。潮風が運んでくれるワカメや野草、しっとりした山の土など四季折々の“自然の香り”に癒される暮らしを心から楽しんでいます。もちろんアロマの調合も続けていますよ。

uruoi POINT
多様で濃密な自然とのふれあい
四季を感じる“自然の香り”

02 自然から学ぶ「老い」への憧れ

大橋 マキ

地域活動というのは具体的にどんなことを?
 例えば、アクティブシニアの方々に園芸プログラムを提供したり、デイサービスと連携して認知症の方々と地域のカフェのお庭を作ったり、ガーデンという「植物」と「場」を通した事業を行っています。そもそもは、アロマセラピー講座に参加してくださっていた方々に「みんなで畑をやりませんか?」とお声がけしたことが、活動のスタートでした。農家のおばあちゃんの土地をお借りして野菜やハーブを作って収穫して、みんなで食べる。鳶の声が響く里山で畑を耕していると気分は江戸時代のような(笑)、本当にのどかで贅沢な時間で。

image

自然が豊かな葉山の魅力をさらに体感できる事業なのですね。
 東京の病院で活動していた時も高齢の方に施術していたのですが、福祉の世界はどこか遠いものでした。それが土を触りながら会話していると、お年寄りの本音や介護者の悩みなどがポロっと出てくるんですね。土に還っていく感覚で気持ちが楽になるというか、自然には大きな包容力があるんだなぁと私自身も力をもらっています。
都市の生活ではなかなか得られない感覚かもしれません。
 毎日植物に触れていると、芽吹いて、花が咲いている時ももちろん綺麗なのですが、朽ちていく…大地に自分を還していく姿がすごく美しくて、カッコいいと思うようになりました。自分もこんな風に老いていきたいなと、素直に憧れるんです。

image

uruoi POINT
自然の持つ包容力
朽ちていく姿に感じる「美」

Profile

大橋 マキおおはし まき

1976年生まれ。神奈川県出身。1999年、フジテレビ入社。アナウンサーを退職後、イギリスに留学しIFA認定アロマセラピストの資格を取得。病院などでの活動を経て、現在は神奈川県三浦郡葉山町で一般社団法人「はっぷ」を主宰。季節のアロマ製作、執筆、講演、メディア活動にも取り組む。二児の母でもある。

PAGE TOP