Talk Park アサヒの炭酸篇vol.1

三ツ矢サイダー SINCE 1884 WILKINSON SINCE 1904

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  • topic1 「#sober(タグソバー)」という名前に込めた想い

    栗原
    「ウィルキンソン」開発担当の栗原です。
    佐野
    「三ツ矢」開発担当の佐野です。
    栗原
    炭酸篇の第1回は私が担当した新商品「ウィルキンソン タンサン #sober スパイシーレモンジンジャ」を紹介します。
    佐野
    まず「#sober(タグソバー)」という非常に特徴的な名前に込めた狙いや想いを聞かせてください。同じ開発担当者として、こうした新しい言葉を使うのには勇気がいることがと思うんですが。
    栗原
    まったくその通りで決断が必要だった。社内で「#sober(タグソバー)」のアイデアを披露したときはもっとオーソドックスなネーミングがいいんじゃないかみたいな空気があったのも事実(笑)。ただ「ウィルキンソン」というブランドは第一人者として新しい言葉や文化を創っていく存在だと思っていて。悩んだけど新しい言葉をチョイスすることを決断した。欧米では、SNS上で「#sober(タグソバー)」を付けて自分の健康的な飲用スタイルをシェアしている。日本でもそうしたアクションを起こすきっかけが、この商品から生まれればいいなと思っているよ。
    佐野
    「#sober(タグソバー)」はとても新しくて良いと思いました。
    栗原
    良かった(笑)。
  • topic2 無糖飲料ならではの開発の難しさ

    佐野
    「ウィルキンソン」ブランドは無糖ならではの悩みがあるとお聞きしたんですが、今回のフレーバーを決めるにあたってもっとも悩んだ点は?
    栗原
    そうそう。無糖飲料は“甘み”で味に厚みを持たせられないので、香りとスパイスを上手に組み合わせて飲みごたえを作る必要がある。その組み合わせは、それこそ無限大。そこは本当に難しいよね。この商品に関しては、構想から1年以上、試作は100回以上も繰り返した。レモンとスパイスのバランスをどうするか。普通のレモンではなく、かつ、辛すぎにならないよう何度も探りながら進めた。
    佐野
    最終的にこの味わいに決めた理由は?
    栗原
    そこは本当に悩んだ。味わいの「好き・嫌い」は一人ひとり異なるので。最後は“お客様がもっともおいしく飲んでいるシーン”を想像してこの味わいに決めたよ。もちろんZ世代以外にも、40〜50代の健康を気遣う層にも試してもらえたらと思っているよ。糖分を控えたい、アルコールを控えたいというニーズに応えられる新商品だと思うので。
  • topic3 王道感がありながら、新規ユーザーにも喜んでもらえるデザイン

    佐野
    パッケージデザインも、とてもおしゃれです。
    栗原
    ウィルキンソンが持つ「王道・本格」という世界観を描きつつ、いかにZ世代向けのパッケージにしていくか、その両立に苦戦した。新しいパッケージデザインになったと思います。
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Profile

担当は2022年3月時点のものです。