Wi-Fiを搭載した自販機や、
音声認識技術を活用した外国人向け対話型自販機などを開発し、
自動販売機の未来を考えます

  • 商品・サービス・研究

2015年12月

自動販売機周辺を無料Wi-Fiスポットとする機能「Free mobile」※を搭載した自動販売機を、2012年より、飲料メーカーとして初めて展開しました。清涼飲料を提供するという自動販売機本来の機能に加えて、情報発信基地としての機能を搭載。自動販売機の設置先やお客様の利便性を向上させながら、地域社会の活性化や災害時の情報インフラとしての役割を課すなど、新たな自販機事業のモデルを構築しています。

さらに、2016年1月には、日常会話のような感覚で詳細な商品情報を英語で提供する「対話型自動販売機」を東京・浅草の雷門付近で実験的に設置。訪日する外国人旅行客へのおもてなし活動の一環として、気軽に清涼飲料をご購入いただくために開発されました。

「対話型自動販売機」は、既存の自動販売機の横に設置したタブレット端末に向かって話した音声が、クラウド上の音声認識サービスによってテキストに変換され、自動販売機の前にいる人とリアルタイムで会話ができるという仕組み。英語による音声コミュニケーションを通じて、お茶やコーヒーなどの商品カテゴリーを選択してもらい、糖分や炭酸の有無、カロリーなどを含む商品情報を提供しています。また、“日本で人気のある商品”や“寒いときにぴったりな商品”など、お勧め商品の紹介をする機能も搭載しています。この実験的な取り組みでは、利用者の行動データを蓄積・分析することで、急増する訪日外国人のニーズを検証し、アサヒグループ商品の購買とファン化を促進するための施策を見出すことを目指しています。

※ Free mobile https://freemobile.jp/

※ Free mobileはタケショウ株式会社の商標登録です。