健康

2019年7月31日更新

私たちの思い

私たちはこれまで培ってきた乳酸菌研究や発酵技術、そして独自の健康素材を活かし、時代が求める健康価値をお客様にお届けしています。また、カラダの健康に加え、ココロの健康にも着目し、健康ニーズに応える商品や取り組みを通じて新たな健康価値を創造し、社会に提供していくことを目指します。

商品を通じた多様なアプローチで
ココロもカラダも健康に。

  • 宮本 菜々子
  • アサヒ飲料は、飲みものを通じて、さまざまなコミュニティとともに「日常のココロとカラダの健康づくり・QOL向上」に貢献することを目指し、健康領域での商品展開に取り組んでいます。
    2019年秋には「はたらくアタマに」シリーズをお届けします。コーヒーや甘い飲みものといった身近な飲みものに、頭のはたらきへの効果が確認された乳由来の成分「ラクトノナデカペプチド」を配合。いつでも気軽においしく取り入れていただきたいという思いを込めて開発しました。
    「ラクトノナデカペプチド」は、認知機能のひとつである注意力(事務作業の速度と正確さ)の維持と計算作業の効率維持に役立つことが報告されています。

  • 機能性表示食品「はたらくアタマに」シリーズ
    (2019年9月発売開始)

商品を通じた健康価値の提供

体脂肪を減らす「カラダカルピス」

乳酸菌は、さまざまな形で健康に寄与する可能性をもっています。アサヒ飲料では、現代社会で根強いニーズがある体脂肪の減少に効果のある「乳酸菌CP1563」を使った商品を開発することに成功しました。それが、2017年4月に発売した「カラダカルピス」です。長年親しまれている「カルピス」ブランドを通じて、日常的に気軽にできる健康増進を提案しています。
アサヒ飲料では引き続き、乳酸菌の研究成果を商品に活用し、健康にかかわる社会課題の解決に取り組みます。

  • 出典 :「Jpn Pharmacol Ther(薬理と治療)vol.46 no.9 2018」
    ※上記出典よりグラフは作図。

    肥満度が正常高値から肥満1度の人(BMI23以上30未満)199名に「乳酸菌CP1563株由来の10-ヒドロキシオクタデカン酸(10-HOA)」を含む飲料、または含まない飲料(プラセボ)を1日1本18週間飲んでもらいました。
    その中で内蔵脂肪100㎠未満、肥満症、メタボリックシンドロームの対象者を除く32名の層別解析の結果、「乳酸菌CP1563株由来の10-ヒドロキシオクタデカン酸(10-HOA)」を飲んだ人は、プラセボを飲んでいた人に比べて、内臓脂肪と皮下脂肪を合わせた腹部全体脂肪面積が減少することが明らかになりました。

乳酸菌の働きを活用した「カルピス」由来の
乳酸菌科学シリーズ

「カルピス」を由来とする長年の乳酸菌研究から生まれた乳酸菌や乳酸菌由来の成分を活用し、確かな健康感と信頼できるおいしさをお届けするシリーズです。
「守る働く乳酸菌」はカラダの中から強くなりたい方の体調管理に役立つ飲料として2013年から販売しています。
「『届く強さの乳酸菌』W(ダブル)」は 「プレミアガセリ菌CP2305」の「腸内環境の改善」に役立つ機能に加えて、2019年からは新たに「睡眠の質(眠りの深さ)」を高めるのに役立つ機能を見出し、さらなる拡大を目指しています。
「アミール」ブランドは、1997年に発売した特定保健用食品「カルピス酸乳/アミールS」を中心に、血圧が高めのお客様が手軽に機能成分である「ラクトトリペプチド」を取り入れていただけるさまざまな商品を提供してきました。2018年からは、「『アミール』やさしい発酵乳仕立て」として、より身近で気軽に手に取っていただけるよう、新たにラインナップを展開し血圧対処に役立てていただいております。
これからもさまざまな「カルピス」に由来する乳酸菌の研究成果を活用し、健康にかかわる社会課題への貢献を続けてまいります。

写真左から:「守る働く乳酸菌」/「届く強さの乳酸菌」(機能性表示食品)/「『アミール』やさしい発酵乳仕立て」(機能性表示食品)

内臓脂肪、食後の脂肪、糖の3つに働く
「アサヒ からだ十六茶」

「アサヒ からだ十六茶」は、東洋健康思想に基づく健康16素材を抜群のバランスでブレンドした「十六茶」に、葛の花由来イソフラボンと難消化性デキストリンを配合した機能性表示食品です。葛の花由来イソフラボンの働きにより内臓脂肪を減らすのを助け、難消化性デキストリンの働きにより、食後の脂肪の吸収を抑え、糖の吸収をおだやかにします。「アサヒ からだ十六茶」を通じて、脂肪の多い食事を摂りがちな方、または食後の血糖値が気になる方の健康をサポートします。

会社も社員もコミュニティも、みんなで『健康チャレンジ!』

アサヒ飲料は、社会全体の健康意識が高まる中、日本中の皆様が毎日の飲みものを通じて、カラダもココロも健康になれることを目指し、『アサヒ飲料 健康チャレンジ!』を立ち上げ、活動を進めています。全国の自治体と連携し、地域・コミュニティの健康課題解決に向けた取り組みを展開しているほか、社員を対象とする取り組みも推進しています。

健康チャレンジ!

自治体との取り組み:神奈川県

2018年6月に、神奈川県と共同で未病啓発に関する覚書を締結しました。これは、健康長寿社会の形成に向けた活動として、国の「健康・医療戦略」にも盛り込まれている神奈川県の「未病」の取り組みに賛同し、『アサヒ飲料 健康チャレンジ!』の活動と連携させた「ME-BYO(未病)」コンセプトの普及・啓発を推進する活動です。
この取り組みを通じて、手軽にできる「未病の改善」の方法を生活習慣に取り入れたライフスタイルを提案し、地域コミュニティの健康増進に貢献していきます。

自治体との取り組み:富山県入善町

アサヒ飲料では、工場所在地のうち、3自治体と協力し、それぞれの地域の健康課題解決に貢献することを目的に健康飲料のサンプリングを実施しています。
北陸工場のある富山県入善町では、2017年より町内全保育園・幼稚園、小中学校の教員と生徒約2,500名に「守る働く乳酸菌」PET100mlを提供しています。2018年は、1日1本、2ヵ月間継続して提供し、参加者より「健康維持に役立つ」「この時期にうれしい」との声を多くいただいています。

自治体との取り組み:長野県

2019年5月に「『信州ACE(エース)プロジェクト』の普及・啓発等に係る長野県とアサヒ飲料株式会社との覚書」を締結し、『アサヒ飲料 健康チャレンジ!』の活動と長野県の進める「信州ACE(エース)プロジェクト」の活動を連携させ、プロジェクトコンセプトの普及・啓発を推進しています。
長野県では、平均寿命が男女ともに日本一の健康長寿をさらに前進させ、一人ひとりが生きがいをもち、健やかで幸せに暮らせる「しあわせ健康県」づくりを進めるため、幸せな暮らしの基礎となる県民の健康増進を図る運動「信州ACE(エース)プロジェクト」を推進しており、その取り組みに賛同し、『アサヒ飲料 健康チャレンジ!』の活動と連携させてプロジェクトのコンセプトの普及・啓発を推進していくこととしました。

事業所の取り組み

社員一人ひとりの健康に対する意識向上と実践につなげることを目的に、それぞれの事業所で健康への取り組みを推進しています。

北陸工場
  • 腰痛対策セミナー
富士山工場
  • 公認クラブ活動、筋トレなどを実施する「昼トレ」、「17時トレ」、禁煙チャレンジ、工場内健康メルマガ配信、ラジオ体操講習会、ほか
明石工場
  • 体力自慢コンテスト
岡山工場
  • トレーニングルーム開設
支社・支店
  • お取引先企業様とタイアップしたマイレージキャンペーン
  • 支社オリジナル健康施策の実施

社員の『健康チャレンジ!』

社員自身が健康であることが、『健康チャレンジ!』の土台と考え、社員が健康的な日々を送ることを応援し、『健康ポイントプログラム』、『ウォーキングキャンペーン』を継続しています。2019年からは新たに『健康セレクション』を導入し、社員それぞれが健康ニーズに合ったコースを選択し、生活習慣を見直すことで健康意識の醸成を図っています。
また、当社がもつ乳酸菌に関する知見を社内外に伝える人材として『乳酸菌マスター』制度を導入。2018年12月までに117名の社員が試験に合格し、『乳酸菌マスター』として活躍しています。

「FUN+WALK PROJECT」への参画

スポーツ庁が推進する「FUN+WALK PROJECT」 に参画しています。社員自らが「健康とは何か」を考え、学び、実践することを目指し、まず、2018年1月より、スニーカーでの出勤、勤務を可とし、歩きやすい環境整備と、社員の実践を推進しています。
また、これまで環境美化活動として実施していた取り組みに、ウォーキングの要素を加え、「吾妻橋 クリーンアップ+WALK」を開始しました。本社ビルから徒歩10分圏内を社員がウォーキングしながら清掃活動も行い、健康づくりと地域貢献に取り組んでいます。毎年10回の開催を計画しています。
2018年3月には、スポーツ庁長官がアサヒ飲料本社を訪れ、実際に歩きやすい服装で出勤し、働いている社員の様子を視察いただきました。

※ うれしいこと、好きなこと、楽しいことに「歩く」を足すことで、スポーツ人口の拡大と国民の健康増進を目指すスポーツ庁の官民連携プロジェクト。

「『ワンダ』モーニングショット」の「前向きな気分」 向上の研究

飲用時の「前向きな気分」向上を実証

アサヒ飲料では、「『ワンダ』モーニングショット」飲用時の気分の変化について研究を行なっており、2017年には、理化学研究所との共同検証により、「前向きな気分」が増加することを実証しました。2018年、慶應義塾大学との共同検証により、飲用時に無意識で感じる「前向きな気分」を、科学的根拠に基づき数値化するモデルを構築。「『ワンダ』モーニングショット」飲用前後で気分の変化を解析し、「前向きな気分」が向上することを実証しました。

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「『ワンダ』モーニングショット」飲用前後での「前向きな気分」度合の比較

調査概要:30~50代の男性会社員各21名計63名のデータを収集。微糖タイプを除く、砂糖とミルクを使用した缶コーヒー3種類を、缶容器デザインはブラインドの状態で試飲してもらい検証。
検証実施日:2017年8月4~9日。

AIで「前向きになれる赤」を開発し、パッケージに採用

朝専用の商品として、これまで以上に働く皆様を応援できる存在になることを目指し、AIを用いて「もっと前向きになれる赤」を開発し、パッケージを刷新しました。
感性AI株式会社の監修のもと、40~50代の働く男性542名が選んだ前向きな印象のオノマトペを、AIで色に変換し「もっと前向きになれる赤」を選定。脳波測定器で、選定した色を見た時の反応を測定し、脳波が前向きな状態であることを確認しました。「もっと前向きになれる赤」を採用した新パッケージの「『ワンダ』モーニングショット」は、2019年4月から展開しています。

詳細はこちら

※ 本調査では積極的な気分や爽やかな気分などを含んだ、一般にいうポジティブな考え方や心境のことを表現。

慶應義塾大学との共同研究
「カルピス」づくりで「大切な人を思う気持ち(愛情)」が育まれることを実証

アサヒ飲料では、「カルピス」をつくって飲むことによる心理研究を行なっています。2018年、慶應義塾大学との共同研究において、子どもが大切な人のために「カルピス」をつくることを通じて、「大切な人を思う気持ち(愛情)」が育まれることを実証しました。
子どもが「カルピス」を親(大切な人)のためにつくった場合と、自分のためにつくった場合において、愛情ホルモンや絆ホルモンとも呼ばれるオキシトシンの唾液中に含まれる量を比較。親のためにつくった時の方が、オキシトシンの分泌量が高い結果が得られ、子どもが大切な人のために「カルピス」をつくることにより、愛情が育まれることが実証されました。

調査概要:健康な5~6歳児、12名分のデータを収集。「カルピス」を注ぎ、水で希釈し、混ぜることを一連の「カルピス」づくりの行為とし、被験者が自分のためにつくる条件と親のためにつくる条件について実施。「カルピス」づくりの直後に唾液を摂取し、オキシトシンの分泌量を分析、比較した。なお、各条件を実施する順番は、被験者毎に変えランダム化した。
検証実施日:2018年3~5月。

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「カルピス」作製時の唾液中の
オキシトシンの濃度比較

筑波大学大学院との共同研究
サイダーの香りがココロに与える影響を検証

アサヒ飲料は、筑波大学大学院と共同で「サイダー香料等を使用した透明炭酸飲料」の香りがもつ生理心理的効果の検証を行いました。
自律神経系のバランスが変化すると、光に対する瞳孔の反射反応が変化することを活用し、検証を実施。香りを嗅ぐと、心身を鎮静状態に導くとされる副交感神経系が優位になることが実証されました。また、活発に行動している時に働く交感神経系が優位な状態で香りを嗅ぎ、末梢皮膚温の変化を測ったところ、香りを嗅いだ後は皮膚温が上昇することが判明。この2つの検証結果から、自律神経系のバランス変化は、香りによって交感神経系が抑えられることで生じることが示唆されました。
さらに、心理学的アンケートの結果からは、サイダーの香りによって不安が和らいだり、爽快感が向上するという結果も導かれています。

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