特 集
CSV活動ハイライト2020

いま私たちができる最⼤限の「ワクワクと笑顔」を届けたい! いま私たちができる最⼤限の「ワクワクと笑顔」を届けたい!

社会生活と経済のあり方がこれまでとは大きく様変わりし
「新しい日常(ニューノーマル)」の創造が求められています。
アサヒ飲料では、予期せぬさまざまな変化に直面する中でも、
私たちにできる最大限の価値創造を追求し続け、
皆様に「100年のワクワクと笑顔を。」をお届けしたいと考えています。

アサヒ飲料のCSVとして、
これまでとは異なる生活様式や社会の変化の中で最大限の価値創造に取り組んだ活動を、
『健康』『環境』『地域共創』という3つのマテリアリティごとに取り上げ、
担当する社員のリアルな想いとともに、具体的な取り組みをご紹介します。

健康

「おいしさ」で皆様の
ココロを癒し
健やかでワクワクできる
毎日を応援したい

ココロとカラダの健康に貢献する乳酸菌研究

普段の生活ルーティンに
取り入れやすい
それが乳酸菌飲料のよいところです

世界中で新型コロナウイルスの感染が拡大していますが、国内でも「パンデミック」により、多くの人が何らかのストレスを抱えているとも言われ、発酵食品など免疫を高めてくれるものやストレス対策になる商品の売上が伸びています。
私たちは飲料会社として、まず「おいしさ」で人々のココロを癒し、食事など普段の生活ルーティンに取り入れやすい乳酸菌飲料の提供を通じて皆様の健康をサポートしたいと思っています。そして、毎日お飲みいただくうちに「今日は何かカラダの調子がいい」と感じていただける、お手軽でかしこまらない身近な健康サポーターのような存在となり、社会のQOL(クオリティ・オブ・ライフ)向上に貢献したいと考えています。

研究開発本部 商品開発研究所
商品開発第四グループ プロデューサー
園田 早紀

ココロもカラダも整えば、
今の状況でも
ワクワクできる毎日を過ごせるはず

私たちは、「カルピス」を起点とする乳酸菌研究を長きにわたり続けてきました。その研究の中から、人々の健康への貢献が期待できるさまざまな乳酸菌や健康素材を発見してきました。乳酸菌は、私たちの健康につながる多種多様な可能性をもっていますが、微生物である菌のチカラをカラダに取り込む際は、それが私たちのカラダにとって、慣れ親しんだものであることがとても重要だと思っています。諸説ありますが、乳酸菌を含む食品は紀元前から人類が食べていたという記録もあり、腸内環境を整えてくれる乳酸菌がカラダによいことは、100年ほど前から科学的にも証明されています。 例えば、「ガセリ菌CP2305株」と呼ばれる乳酸菌の場合は、腸内環境の改善のほかストレスの緩和を促進し、睡眠の質を上げることも確認され、「届く強さの乳酸菌」W(ダブル)という機能性表示食品の商品化につながっています。この飲料を通じて、ストレスのたまりやすいコロナ禍でも、健やかな生活を続けるためのサポートができればと考えています。ココロもカラダも整えば、今の状況でもワクワクできる毎日を過ごせるはず。そう信じて毎日の仕事に取り組んでいます。

いまだ解決しない健康課題に
貢献するためこれからも
新しい健康価値を提供したい

この先、新型コロナウイルスが収束しても、社会にはたくさんの健康課題があります。今後、乳酸菌研究を通じて貢献したいと考えている課題は2つあり、ひとつはアレルギー症状、もうひとつは月経前の不調など女性ホルモンに起因する女性特有の症状です。この2つを乳酸菌のチカラでより良くしたいと考えています。
「良薬口に苦し」と言われる薬とは異なり、幅広い年代に好まれる「おいしさ」を提供でき、飲みながら体を整えることが「飲料」ならではのメリットです。だからこそ、子どもも含むアレルギー症状に悩む人たちや女性特有の健康課題を抱える人々に対し、飲料という身近な食品を通じて日々の生活が少しでも楽になれるよう、皆様に寄り添う健康価値を提案したいと思っています。

ガセリ菌CP2305株(L.gasseri CP2305)は脳腸相関を介して内分泌系・自律神経に作用し、精神ストレス緩和作用をもたらすことで、精神・身体の両面の状態を反映している睡眠の質を改善するものと考えられます。

環境

ラベルレス商品の魅力は、
便利でありながらも、
環境に貢献できることです

“ラク&エコ”
「アサヒ おいしい水」天然水ラベルレスボトル

「ラク」であることが実感できると
「エコ」も「自分ごと化」しやすい

「アサヒ おいしい水」は、『人にやさしく、地球にやさしい』というブランドビジョンを掲げています。私が仕事に臨む際も、人と環境の両方にやさしいことを重視し、お客様が「これはラクだしエコ!」と思っていただけるような価値を提供したいと考えています。
『環境』は当社のマテリアリティのひとつとして位置づけられています。また、社会的な意義も大きく、エシカル消費に対する消費者の環境意識も年々高まっていて、コロナ禍以降は特に顕著になっているとも言われています。一方で、お客様の購買動機として「エコ」だけでは決め手に欠けるとも感じていました。「飲み終わったあとに、ラベルをはがす手間がなくてラク!」という、お客様が実感できるベネフィットを提供しながら環境にもやさしい、この2つの価値を同時に提供することができれば、お客様が「エコ」についても「自分ごと化」しやすくなるのではないかと考えました。ラベルが存在しないので、商品を選んでいただくだけでプラスチック使用量の削減に貢献できます。結果として無理せず自然に環境への貢献につながる。それが、ラベルレス商品の魅力です。いわば、お客様のベネフィットである「ラク」と社会的なベネフィットである「エコ」を掛け合わせて生まれたのが「ラベルレス」というアプローチでした。2つの価値を掛け合わせて、新たな価値を生みだすことにチャレンジする風土はアサヒ飲料のDNAと言ってもよいかもしれません。

マーケティング本部 マーケティング二部
お茶・水グループ 課長補佐
河野 裕一郎

※所属と肩書はインタビュー当時。2021年4月より「マーケティング本部 マーケティング二部 乳性グループ プロデューサー」

「ラク&エコ」という価値が
社会で共有され事業としても
着実に成長を続けています!

お客様の声でも「ラク」に対する評価が高く、「ボトルをリサイクルに出す際に、ラベルをはがす手間が減った」などのご意見を多くいただきました。今では他社も同様の商品を発売するなど、「ラク&エコ」という価値が広く共有されてきたと感じています。実際にラベルレスシリーズ全体で200万ケースを超える出荷を達成し、事業としても成長しています。これまでは当社の商品に関心のなかったお客様にも広がっているという意味で、当社が目指す“社会との共有価値(CSV)”を体現できていると感じています。

「アサヒ おいしい水」の
ラベルの樹脂量

2020年3月まで

90%削減

2020年4月から

100%削減

2020年4月からは、リサイクルマークをボトルに直接刻印することで、
「アサヒ おいしい水」の完全ラベルレス化を実現

ラベルレスをさらに加速させ、
「これはラクでエコ!」
というワクワク感で皆様を笑顔にしたい

2021年からは、第2弾として、「シンプルecoラベル」商品を導入します。ラベルレスは、商品情報を外装段ボールに記載しているため、ケース販売に限定されていましたが、店頭で1本ずつ購入されるお客様に対してもラベルレスと同じ「ラク&エコ」の価値をお届けしたいと考え、ラベル面積を従来の10分の1にした「シンプルecoラベル」を新たに開発しました。小さなタックシールは、環境負荷低減に大きく貢献できます。 コロナ禍が続いてストレスがたまることが多い日常に「ラベルレスやシンプルecoラベルは、こんなにラクでエコなんだ!」というワクワク感をお届けし、お客様を笑顔にできたら最高ですね。

ラベルレスボトルの詳細はコチラ

地域共創

誰一人取り残さない
地域づくりに貢献し、
ワクワクと笑顔の連鎖を
生み続けていきたい

コロナ禍における「こども食堂」への支援

安心できる場所であるはずの
「こども食堂」もコロナ禍では、
子どもが集まれない状況に…

私は、小学生向けの出前授業やひなまつりの時期に全国の園児へ「カルピス」や絵本などをお届けする「『カルピス』ひなまつりプレゼント」など、主に次世代育成支援を担当しています。「こども食堂」への支援は、子どもたちの育成のみならず、地域全体を活性化させていこうという運営者の皆様の考え方が、当社の『地域共創』の理念と一致し、2018年からスタートしました。具体的な取り組みとしては、赤い羽根福祉基金を通じ、北海道から沖縄まで全都道府県の中から毎年100ヵ所程度の「こども食堂」へ、寄付金とともに当社商品をお届けしています。私は、担当となった2020年当初から新型コロナウイルスの影響を受けた「こども食堂」の運営と向き合うことになりました。
子どもたちに安心してすごせる場所を提供し、子どもたち同士あるいは地域の大人たちと交流することもできる場が「こども食堂」の大きな役割ですが、コロナ禍にあっては三密を避けるため、地域の人たちが集まること自体が難しい状況に陥りました。今は食材をご家庭にお届けする方法や、「こども食堂」で調理したものを持ち帰って食べてもらうなどの活動にシフトされたところが多いと聞いています。夏休みには食育イベントも実施していましたが、現在ではリアルにコミュニケーションをとることが難しい状況です。

コーポレートコミュニケーション部
CSV推進グループ プロデューサー
大沼 美由紀

私たちの支援が「人を動かすきっかけ」
になっていると知り、
うれしくなりました

新しい生活様式にあった支援を模索するなか、この仕事に携わっている充実感を強く感じたのは、「しばらく『こども食堂』を中止していたけれど、商品の寄贈と寄付をいただけるとのことで再開の決心がついた」という声をいただき、当社の支援が運営の皆様の心が前向きになるきっかけとなっていることを知ったときです。
また、当社の寄付金は、個々の「こども食堂」の運営だけではなく、地域の「こども食堂」同士のネットワークづくりにも活用していただいています。コロナ禍で私たちができることとして、「こども食堂」同士をつないでネットワーク化することを目的に活動している社団法人に対する助成を通じて、「こども食堂」のしくみそのものの継続的発展を支援しています。さらに2021年は、当社が企画・制作に協力している「カルピス絵本」を希望された「こども食堂」にお届けしたいと思っています。

子どもたちや地域の皆様の感謝の声を
すべての社員に届けたい

2020年に、「CSV施策評価」の外部意識調査を実施したところ、総合的に最も高い評価をいただいたのが「『こども食堂』への支援」でした。社会からも評価の高い活動に携わっている者として、活動を通じて受け取った子どもたちや地域の皆様の声をすべての社員に伝え、自分たちの活動が社会課題の解決につながっていることを実感してもらいたいと考えています。
これからもお客様、社員がともに共感できる活動として継続し、食堂に通う子どもたちだけではなく、運営している地域の皆様のココロとカラダの健康に寄り添い、誰一人取り残さない地域づくりに貢献することで、ワクワクと笑顔の連鎖を生むことができればと考えています。

3つのマテリアリティの事例については
コチラをご覧ください。

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