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「ウィルキンソン」を通じて地域共創を。

2020年10月 地域共創

西滝 未沙子(ニシタキ ミサコ)

100年を超える歴史をもつ「ウィルキンソン」ブランド。アサヒ飲料は商品を通じて、その発祥の地である兵庫県宝塚市と一緒に「地域共創」に取り組んでいます。その背景や実際の事例を担当者が語ります。

アサヒ飲料は、富士宮市×「十六茶」、花巻市×「三ツ矢サイダー」など、事業場を構える地域を中心に自治体やNPOと協働し、当社がもつ商品ブランドなどの資産を活用したまちづくりの提言や地域の魅力を、共に創出する『地域共創』活動に取り組んでいます。その中でも、私は「ウィルキンソン」ブランド発祥の地である兵庫県宝塚市の認知向上と観光客誘致に貢献するため、「ウィルキンソン」ブランドを活用した取り組みに携わっています。

「ウィルキンソン」ブランドが宝塚市発祥の地ということをきっかけに、宝塚市との関わりは、市と市の観光協会と情報交換を始めたことから強くなりました。宝塚市と市の観光協会からは、宝塚歌劇以外の名物として宝塚発祥の大切なブランドである「ウィルキンソン」を発信していきたいというお考えを伺いました。当社のブランドを強化していきたいという想いと合致して、年間を通して多くのイベントや、広報誌にも積極的に掲載していただいています。例えば、歴史的にゆかりのある場所として、炭酸鉱泉があった武庫川のほとりに、宝塚市×「ウィルキンソン」の自動販売機と看板を設置しました。この自動販売機は『売っている商品が全部「ウィルキンソン」!』と、SNSでもかなり話題となりました。また、ウイスキーやリキュールを「ウィルキンソン」で割った、すみれの花の紫色をイメージしたご当地ハイボールは「宝塚ハイボール」と呼ばれ、宝塚ブランドがもつ華やかさと歴史を表現した味として、地域の方や観光客に話題となっています。宝塚市との取り組みに関わるようになって驚いたのは、市の皆さんの「ウィルキンソン」ブランドへの愛の強さです。社外に、こんなにもブランドのことを考えてくれる存在がいることに衝撃を受けました。今後も、ブランドに愛着をもってくれている宝塚市に対して、地域活性につながるようにより貢献していきたいです。

▲「宝塚ハイボール」紹介ポスターと「ウィルキンソン」ラッピングの自販機

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