部署対談 - WORK -

生産部 × 製造部

各部署はどのように連携し、
仕事を進めているのか。
一人じゃないからこそ、できることがある。

生産部小西
群馬工場 製造部小泉

各部署はどのように連携し、
仕事を進めているのか。
一人じゃないからこそ、できることがある。

生産部小西
群馬工場 製造部小泉

現在の業務について

小西
生産部での私の業務は、マーケティング部や研究所が企画・設計した商品を工場で安定的に生産し、供給できる体制を構築することです。研究所での商品開発は小スケールでの試作になるので、それが何万ケースとなったときに、どの工場のどのラインを使えば安定供給できるのか考えコーディネートするイメージです。また、課題が見つかれば研究所にフィードバックを行い、設計の見直しをお願いする場合もあります。
小泉
私の業務(工場製造部)は、小西さんの依頼を受け、安全安心な製品をお届けするためには、どのプラントでどのように製造すべきなのかといった内容を検討することです。
小西
あと工場の製造部のもう一つの仕事は、工場の生産適正やコスト、品質を維持するための改善活動を日々行っていくことです。設備は古くなりますし、技術は進歩していくので定期的に見直しを図る必要があります。

どのように部署連携
しているのか

小泉
私の方から、小西さんにとある提案をさせていただきました。工場で使用する粉状の原料を液体状のものに変更できないか、という改善案です。なにか現場の方が少しでも楽になる方法があればいいな、という思いから現場の方に話を聞くなかで出てきた現場負荷軽減策です。より良い製造を実施するためには、製造していただいている現場の方々とのコミュニケーションは重要でその提案をひとつでも多く実現することも大切な仕事です。
小西
これまで群馬工場で使用するこの原料は、非常に大きな袋に入っており、人が手で開封して投入していました。長期保管が可能など粉には粉のメリットがありましたが、確かに扱うのが大変です。粉から液体化することで、設備の操作ひとつで投入できますし、現場の負担は明らかに軽減されます。
小泉
ちょうどアサヒ飲料社とカルピス社が統合した時期で、お互いの良いところを吸収し合おうとしていたタイミングでした。その良いタイミングに合わせて、この現場負担軽減策を小西さんに提案しようと思い立ちました。

現場負担軽減策の
提案を受けて

小西
正直、とてもいい提案だな、と。現場の負担も減りますし。ただ原料を変えると購入先も変わってきますし、製品の味にも影響を及ぼす可能性もあります。もちろんコストの問題もあるので会社の経営の話にもなってきます。さまざまな部門と相談して最終的に進めました。
小泉
小西さんが本店部門として研究所、物流、原料調達部門とすり合わせをしていただき、実現することができました。現場の方々からも負荷軽減につながったと聞きました。
小西
私も本店にいて、やっぱり現場が少し遠い部分があるのでこうした提案は嬉しかったですね。実は、関連部署を説得して進めたのですが、ちょっと待ってくれ、という声もあり。商品に落とし込むには味の部分などステップを踏んで進めていくべきところを、勢いに任せて進めた部分がありました。少し反省しましたね。
小泉
実現できると聞いたときは嬉しかったです。現場の方から「助かりました」とか「おかげで違う仕事が見られるようになった」と聞けたことで、自分自身の仕事の意味を感じることができて嬉しかったですね。
小西
いろんな仕事がある中で、やっぱり感謝される仕事って本人のためにもなるし次につながるので。そういった意味でも、いい仕事だったな、と思っています。
小泉
小西さんには、先程の現場負荷軽減策だけでなく、普段から本当にお世話になっています。年次は離れていますが、工場に来られたときも気さくに声をかけてくださるので、こういう課題がありますとか、こういうことしたいですといった提案ができる存在です。仕事面でも資料のまとめ方とか仕事の進め方という点で学ぶところがとても多いです。
小西
とても細やかに仕事をしてくれていると思います。まだ若いですし、日々成長しているなという実感はあって非常に頼もしいなと思いますね。

これからについて

小泉
まだ経験が浅いため小西さんからアドバイスをいただきながら、仕事を進めている段階です。これからの目標は、今抱えているプロジェクトを何事もなく完璧に仕上げることです。その中で、現場の方々にも喜ばれ、特許も取得できるような新しい技術を考えられればと思っています。
小西
私は、まずこれから始まる設備を新しくするプロジェクトを無事立ち上げること。もう一つは、その中で自分なりの色を残したいという目標があります。せっかく小泉さんと連携しながら業務を進めているので、二人で新しい飲料製造技術を生み出せればと思います。

学生へのメッセージ

  • 小西

    売り上げが15年連続で伸び続けていて、社会への貢献がどんどん大きくなってく会社で働けることは嬉しいことです。売り上げが伸びているということは、生産量も増えているということで、工場の設備の更新や改善する機会も多い。若い人にも難しい仕事も任せられるし、成長できる機会が多い会社なのかな、と思います。

  • 小泉

    アサヒ飲料は今、数字的にも伸びていて、社内の雰囲気的にも新しいことをしていこうという声が多くあるように感じます。また若いうちでも発言する機会が多く、活躍できるフィールドがあります。やりがいはすごくありますし、若いうちから活躍したい人にはぴったりの会社だと思います。

※本ページの内容・所属部署等は、
2018年取材当時のものです。