CSV戦略部
西滝
新卒で入社し、最初は九州支社に配属となりました。店舗営業という、スーパーなどで段ボールを積むような業務を担当、その後は本社のマーケティング本部に異動しました。マーケティング本部での日々は思い入れ深く、炭酸やコーヒーなど、カテゴリーやブランドごとに編成されたチームで一丸となって一つの商品をつくり上げたことは自分の中で大きな経験になりました。あのときの絆というか、チーム愛は今でも変わらず、当時のメンバーとは今でも親しくしています。
その後も品質保証部など様々な部署を経験し、現在はCSV戦略部に所属しています。これまで多くの部署でそれぞれのプロフェッショナルな方々と出会ったことで、部署ごとに異なる意見が出た時も前向きに捉えられるようになりました。例えばマーケは「攻め」、品質保証は「守り」といえる部署。打ち合わせで意見が対立しても「目指す場所は一つ」と認識しているので、より良い解決策に行きつくための前向きな議論だと思っています。
元々アサヒ飲料は社会貢献活動などのCSRが強い会社でしたが、新規事業開発を通じて社会課題を解決し自社の財務価値を向上させる方針のもとで生まれたのがCSV戦略部です。具体的には一人1テーマをもって新規ビジネスを開拓します。私はフェムテック※をテーマとして、新規ビジネスの立ち上げに奮闘している最中です。
※フェムテックとは「Female(女性)」と「Technology(テクノロジー)」を合わせた造語
一番の難しさは、社会が何を求めていて、役に立つために私たちが何をすべきかという答えが無いことを考え、実行に移していくところです。頭の中で仮説を立てますがそれだけでは解決にならないので、とにかくテストとしてお客様の前に出すようにしています。生の声を聞きながら進んでいくと、「そもそもルール的に使えない表現だった」など、色々な課題が一気に押し寄せてくることも。前例がないことをしているので事前に対策を打てない難しさがありますが、進みながら一つひとつの問題を地道に解きほぐしていくことには大きなやりがいもあります。
仕事をするうえで大切にしていることは二つ。まず一つは、目の前のことだけを考えないということです。「遠くの未来を見て、『これで何をやりたいんだ?』と常に目的を意識しながら、今何をするべきかを発想すべき」という上司の言葉を心に留めて、視野が狭くなっていないか何度も振り返るようにしています。
もう一つ、良い仕事をするためには信頼関係が一番大切だと思っています。自分の立場だけでなく常に相手の立場で考えることはもちろん、何か頼まれた際はゼロで返さず、少しでもイチで返せるように努力することを意識しています。たまに管轄外のことを聞かれることもありますが、自分の中に答えがなくても部の共有資料や身近な人の経験など、どこかしらにヒントがあるかもしれないので、少しリサーチして何かしらその人のためになる情報を少しでも渡すようにしています。
これまで複数の部署で仕事をしてきて思うのが、アサヒ飲料はとても誠実な会社だということ。品質保証部にいた時は、安全性への徹底した姿勢に「そこまでやるのか!」と驚かされることもありました。売り上げももちろん大事ですが、売上を取るか、それとも消費者に寄り添うのか、という場面では必ず後者を選ぶシーンを何度も見てきました。
就活をしていた頃のアサヒ飲料への印象は「人の中身を見てくれる会社」。入社後もその印象は変わらず、社員一人ひとりを尊重する会社だと感じます。また、入社して10年以上経ちますが、変化を恐れない姿勢の会社なので、より良い方向に進化し続けていると感じます。入社当時は営業熱心なムードがありましたが、今は「どんどん新しいことをしよう!」と挑戦を歓迎するムード。例えば新規ビジネスを立ち上げる「TAMAGO ACTION!」というプラットフォームがあって、そこで多くの社員が新規ビジネスのアイデアを自由に出しています。変化を恐れず、新しいことに積極的に取り組むところがアサヒ飲料の大きな魅力だと思います。
昨年、一昨年は、オーストラリア・フィンランド・アメリカに行きました!
海外旅行は自分が知らない文化や価値観を知れるのでとてもワクワクします。
できることなら世界1周したい・・・・・・
そしてフィンランドでオーロラ鑑賞をリベンジしたいです。
生きている間に色んな国に友人を作りたいと思います!笑
※所属・仕事内容は取材当時