アサヒ飲料株式会社近畿圏本部(大阪市、執行役員 本部長 矢島悟史)は、能勢電鉄株式会社(本社:兵庫県川西市平野、社長 西中哲郎)の日生中央駅、多田駅、山下駅の3駅に「CO2を食べる自販機」を5月21日から設置します。
今回設置する自動販売機は、兵庫県川西市平野にある「三ツ矢記念館」をデザインしたラッピング機です。川西市平野は『三ツ矢サイダー』発祥の地であり、最寄りの能勢電鉄平野駅には2025年4月から「CO2を食べる自販機」を設置しています。
「CO2を食べる自販機」は飲み物を販売するだけでなく、内部に組み込まれた特殊な吸収材によって、大気中のCO2を回収するという機能を備えた国内唯一の自動販売機です。吸収材は、加工や輸送に伴うCO2排出量を上回る吸収効果を持ち、1台当たりの年間CO2吸収量は、稼働電力由来のCO2排出量の最大20%、スギ(林齢56-60年)に置き換えると約20本分に相当します。2023年6月に展開を開始し、2026年3月末時点で6,000台以上を設置しています。
回収したCO2は、自治体や企業と連携し、コンクリートやアスファルト、タイルの原料として活用されています。CO2を資源として循環させることで、循環型かつ脱炭素社会の実現を目指しています。また、吸収材をサンゴ保全やブルーカーボン生態系※の再生にも活用することで、生物多様性に配慮した持続可能な社会の実現にも貢献していきます。
※ブルーカーボンとは「海洋生態系に蓄積される炭素」のことであり、そうした作用を有する生態