「アサヒ飲料 健康チャレンジ」
コミュニティを起点とした地域の健康づくりへの
「飲料」の健康価値を検討する
京都大学との共同プロジェクトの研究論文を発表

事業・活動

2020.11.13

 アサヒ飲料株式会社(本社 東京、社長 米女 太一)と京都大学は、コミュニティを起点とした地域の健康づくりに「飲料」が貢献できることの検討を目的に、2018年に共同プロジェクトを開始しました。今回、共同プロジェクトの研究論文を、2020年10月に発行された日本ヘルスコミュニケーション学会雑誌-第11巻第2号にて発表しました。

論文の正式名称
「日本国内の生活者を対象とした健康増進・疾病予防に関わる介入の実態 医中誌 web を用いたシステマティックレビュー」

 アサヒ飲料は、日本中のみなさまが毎日の「飲みもの」を通じて、ココロもカラダも健康になれることを目指し、全部門、全社員で取り組む「アサヒ飲料 健康チャレンジ!」を立ち上げ、2017年より活動をすすめてきました。

 本プロジェクトは「アサヒ飲料 健康チャレンジ!」の一環で、コミュニティを起点とした地域社会における「飲料」の健康価値を検討するためにスタートしました。健康情報学の第一人者である京都大学の中山健夫教授らの研究グループとの共同プロジェクトです。地域の健康づくりに貢献するコミュニティに注目し、コミュニティでの有益な健康情報のあり方や伝え方だけでなく、広く普及している「飲料」だからこそ貢献できる健康価値について研究しています。

 今回の発表では、地域の健康づくりに貢献するコミュニティに注目する中で、地域における一般生活者に対する介入の実態を明らかにすることを目的に、産学連携体制により、 国内文献のレビューを行いました。その結果、対象者の意識・態度と健康に関する行動変容(健康増進・疾病予防に関わる行動の変容)を実現するための多様な工夫の実態を把握することができました。

 また、その一方で、重要な社会問題となっている「予防」については、低関心層・無関心層をターゲットとした研究および意識・態度と行動変容にあたって多くの知見や経験を持つ企業と連携している研究はほとんど見られず、一般生活者の継続的な健康行動を実現するには、企業資源を有効活用した健康意識・行動を促進する施策開発が有効であることを提言しました。

 アサヒ飲料は、今後、このような知見を活かし、健康経営を推進する企業などに、社員の健康意識や行動を向上させる健康増進施策として、健康飲料の継続的な飲用を効果的に実施する方法を検討し、職場などでの提案を目指していきます。

※「アサヒ飲料 健康チャレンジ!」とは?

 アサヒ飲料は、「じぶんも、会社も世の中も健康に!」のスローガンのもと、日本中のみなさまが毎日の「飲みもの」を通じて、ココロもカラダも健康になれることを目指し、全部門、全社員で取り組む「アサヒ飲料 健康チャレンジ!」を立ち上げ、2017年より活動をすすめてきました。当社で働く全ての人が“健康”とは何かを自ら考え、学び、実践し、そこから得た知見を活かしながら、自治体や研究機関など社内外のさまざまな方々とつながり、連携し、「商品」や「サービス」という形にして提供していきます。

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