アサヒ飲料の一部商品でリサイクルPET樹脂を使用したボトルを導入
環境にやさしい容器・包装の導入により持続可能な社会の実現を目指す

事業・活動

2019.06.13

 アサヒ飲料株式会社(本社 東京、社長 岸上 克彦)は、本年7月以降、リサイクルPETの使用を順次開始します。7月より、「カルピスウォーター」などの乳性飲料の一部商品に導入を開始し、年内に「三ツ矢サイダー」などの炭酸飲料の一部商品に拡大する計画です。

 リサイクルPET樹脂とは、使用済のPETボトルを洗浄し、異物を除去した後に高温下の物理的処理を行うことでリサイクルし、再びボトルとして使用する環境負荷の少ない素材です。

 当社では本年1月に、プラスチック資源循環や海洋プラスチック問題の対策において、持続可能な容器包装の実現に向けた目標として「容器包装2030」を制定しました。

 その中の「リサイクルPET、環境配慮素材」に関する目標として、2030年までにプラスチック製容器包装(PETボトル、ラベル、キャップ、プラスチックボトル)の全重量の60%にリサイクルPET、植物由来の環境配慮素材などを使用することを目指していきます。

ご参考:「容器包装2030」

 持続可能な容器包装の実現に向けて2030年までに以下の3つの目標を定めました。その3つの目標に基づき「容器包装」における活動に取り組んでいきます。

【リサイクルPET、環境配慮素材】

 2030年までに、プラスチック製容器包装(PETボトル、ラベル、キャップ、プラスチックボトル)の全重量の60%にリサイクルPET、植物由来の環境配慮素材などを使用することを目指します。

【リデュース】

 ラベルレスボトルを拡大するなどプラスチック製容器包装の重量削減を目指します。

【環境に配慮した新容器開発】

 プラスチック以外の容器や、新しい環境配慮素材の研究開発を目指します。

容器包装

ご参考:アサヒ飲料のプラスチック資源削減・循環の取り組み

■ラベルレスボトルの展開を強化

 商品にロールラベルをつけない商品となる(ラベルレス商品)「アサヒ おいしい水 天然水 ラベルレスボトル」PET600ml、PET1.9Lを総合オンラインストアAmazon.co.jpで2018年5月からテスト発売しました。大変ご好評をいただいた事から、当初の計画を早め、本年2月から「十六茶」630ml、「六条麦茶」660ml、3月から「守る働く乳酸菌」100mlへ拡充します。

 また、テスト販売していた「アサヒ おいしい水 天然水 ラベルレスボトル」は、本年5月21日より、PET600mlはそのままに、PET1.9LはPET2.0Lへ変更し、通販・宅配を中心に販路を拡大しました。2019年は、ラベルレス商品トータルで、100万箱以上の出荷数量を計画、これにより、年間で約5tのプラスチック廃棄物削減となります。

 ラベルレスボトルは、6月14日(金)からの3日間で開催される、水素エネルギー、海洋プラスチックごみ対策、イノベーション等をテーマに日本最先端のエネルギー・環境関連技術を展示する「G20イノベーション展」に出展予定です。

https://www.g20karuizawa.go.jp/exhibition/outline/

※ラベルレスボトルについて
ラベルの樹脂使用量を約90%削減し、環境負荷を低減するとともに、リサイクル時にラベルをはがす手間を省くことができます。ラベルに記載していたブランド名や原材料名などの表示は外装ダンボールに一括表記しています。
ラベルレスボトル

■「カルピス」のプラスチック容器(ピースボトル)を軽量化

 2019年3月下旬より、「カルピス」で使用している、4層構造のプラスチック容器(ピースボトル)470mlの重量を34gから32gに軽量化しています。これにより、プラスチック樹脂の使用量が年間で約130t削減されています。

※「ピースボトル」について
品質保持、使いやすさ、環境負荷低減を実現する容器として、2012年4月から使用している4層構造のプラスチック容器で、容器の10%にはバイオマスプラスチックを使用しています。
「ピースボトル」について

■容器の全資材に植物由来の原料を使用したバイオマス容器を展開

アサヒ飲料では、2015年より環境負荷低減への取り組みとして植物由来原料を使用した「三ツ矢サイダー」PET1.5Lを数量限定で発売しています。2016年には、容器資材全て(キャップ、PETボトル、ラベル)に植物由来の原料を一部使用した「三ツ矢サイダー」を発売し、以降毎年、数量限定で展開しています。
バイオ度も徐々に高め、2018年は、PETボトルとキャップは30%、ラベルは80%の割合で使用しました。2018年の取り組みでは、約10t(トン)のCO2排出量の削減が可能となりました。
今後も、植物由来原料を使用した商品開発に取り組み、更なる環境負荷低減につながる商品の展開を検討していきます。

■PET、缶、瓶容器の回収率を向上

 アサヒ飲料のグループ会社であるアサヒ飲料販売(本社 東京、社長 相生 宏之)では、自動販売機に併設している回収ボックスでの清涼飲料水の容器の回収率向上を目的に、「あき容器回収ボックス」と記したオリジナルシールを約13,000枚用意し、本年6月より貼りつけています。回収ボックス内は、清涼飲料水の空容器以外の異物が混入されることがあり、入りきらない容器が回収ボックスの外に捨てられていることが散見されます。
アサヒ飲料販売では、異物混入を防ぎ、空容器の回収率を向上させることで、空容器を資源として有効活用することに貢献していきます。

「あき容器回収ボックス」

■炭酸飲料に、国内最軽量となるキャップを使用

2018年2月下旬の製造より自社で製造する炭酸飲料に、炭酸飲料用として国内最軽量※1となるPETボトルキャップを採用しています。このPETボトルキャップは、日本クロージャー株式会社(本社 東京、社長 中嶋寿)との共同開発です。本キャップの開発は、主にキャップリング部分を調整することで軽量化に成功しました。
これにより、PETボトルキャップの重量は、3.25g~3.35g から3.03gへと約7~10%軽量化され、年間CO2排出量も約340トンの削減が期待できます。

※1当社調べ
開発品のキャップ形状

開発品のキャップ形状

現行品のキャップ形状

現行品のキャップ形状

「カルピス」「三ツ矢サイダー」「カルピスウォーター」「六条麦茶」はアサヒ飲料株式会社の登録商標です。

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