2010年1月5日 |
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アサヒ飲料株式会社(本社 東京、社長 岡田 正昭)は、幻の茶葉といわれた希少品種「べにふうき」茶葉を使用した新ブランド「アサヒ 緑茶 いぶき」(2009年2月より展開)を、中味・パッケージをリニューアルし、2010年1月26日(火)より、全国で新発売します。 「べにふうき」茶葉は、農林水産省 野菜・茶業試験場(現 独立行政法人 農業・食品産業技術総合研究機構野菜茶業研究所)にて育成され、1993年に命名、農林登録された品種です。1965年に、香りの良いダージリン系の「枕Cd86」を父(花粉親)に、アッサム雑種の「べにほまれ」を母(種子親)に交配されました。紅茶用の品種を両親に持つ「べにふうき」茶葉はアッサム種に近い品種であるため、香りがふくよかで渋味が強いのが特長です。農林登録後、鹿児島県や静岡県でわずかに生産されるも普及には至らなかったため、一部愛飲者の方々からは、「幻のお茶」ともいわれました。 アサヒ飲料(株)では、2003年より鹿児島県の101軒の農家と協力し、苗一本一本を植え、畑を作るところから取り組みを開始しました。2004年には鹿児島県に台風がいくつも上陸するなど、大切な苗に被害をこうむりながらも、苦労の末にようやくしっかりとした茶葉を茂らせるにいたりました。 2009年の「べにふうき」茶葉の生産は、国内の緑茶総生産量の1%にも満たないとみられ、幻といわれた希少性は今も変わりません。 アサヒ飲料(株)では、この「べにふうき」茶葉を使用した「アサヒ 香る緑茶 いぶき」を2009年2月より展開。「べにふうき」茶葉をブレンドすることで実現した「深みのある味わい」に高いご支持をいただいており、2009年の販売数量は約640万箱(12月20日現在)を超えて推移しています。 ブランド展開2年目を迎えるにあたり、中味・パッケージをリニューアルし、「アサヒ 緑茶 いぶき」として新発売します。 中味は、ブレンドする「べにふうき」茶葉を2.7倍(従来品比)に増量し、65度の低温でじっくり丁寧に抽出することで、「べにふうき」茶葉ならではの「深みのある味わい」を引き出すとともに「まろやかな味わい」に仕上げました。 パッケージは、商品名「いぶき」を書体変更し中心に大きく配し、コンセプトの『情熱品質』を赤い帯でストレートに表現。「べにふうき茶葉2.7倍使用」を訴求し、店頭でよく目立つデザインにしました。
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