環境負荷を低減するため“PETボトル”での取り組みを進めています

  • 環境

2015年3月

当社では、商品の容器“PETボトル”の環境負荷を低減するため、使用する原材料を削減したり、植物由来の原料を使用したりと、さまざまな工夫をしています。

1982年、食品衛生法が改正されて清涼飲料用に1LのPETボトルの使用が認められたことから、PETボトル入り飲料の発売がスタートしました。当社では「三ツ矢 クリスタルC」1.2Lが初のPETボトルでした。1996年には、自主規制の緩和で500ml以下の小型サイズが解禁となり、当社で初となる耐圧小型PETボトルを採用。1999年には、リサイクルしやすいように透明PETボトルを採用しました。

2005年には、日本で初となる植物由来の原料を使用したラベルを採用し「第35回食品産業技術功労賞」を受賞。2008年には業界初となる“バイオマスプラマーク”を取得したバイオマスラベルの採用により、日本パッケージングコンテストで「飲料包装部門賞」を受賞します。

2010年代になると、PETボトルの重さは、お茶などの大型PETボトルで約26%、小型PETボトルで約22%、ミネラルウォーターなどの大型PETボトルで約35%(すべて従来品比)を削減し、さらなる軽量化に成功。環境配慮型ユニバーサルデザインボトル「ハンディ・エコボトル」を開発して、2011年には再び日本パッケージングコンテストで「飲料包装部門賞」を受賞します。また、樹脂量を減らして環境負荷を低減した「らくエコボトル」を開発。

2014年には「アサヒ 十六茶」など小型PETボトルで美粧性と機能性を両立させたデザインボトルを開発し、ここでも、日本パッケージングコンテストで「飲料包装部門賞」を受賞。その後も、2015年には国内初となる植物由来の原料を使用した炭酸飲料大型PETボトルを導入するなど、環境の課題に対して積極的に取り組み、持続可能な社会の実現に貢献しています。