ももせいづみさんの富士山工場見学レポート

生活コラムニスト ももせいづみさんに富士山工場を見学いただきました!

アサヒ飲料 富士山工場 工場長 安部 寛 生活コラムニスト ももせいづみ 執筆、イラスト、講演のほかさまざまなメディアで活躍中 おいしさとエコのひみつを探ります!

※ 掲載内容(役職名、写真等)は取材時のものです。

アサヒ飲料 富士山工場は世界文化遺産に登録された“富士山”のふもと静岡県富士宮市にある豊かな自然環境と共生した工場です。良質な水が豊富に得られる環境を生かして、「アサヒ おいしい水 富士山」や「アサヒ 十六茶」などをつくっています。2001年に操業開始し、敷地総面積は約89,000m2(東京ドーム2個分)の大きさがあり、最大生産能力は年間3,500万箱あります。
今回はその富士山工場を一般消費者の目線で、ももせいづみさんに紹介していただきます。

ももせいづみ

ももせいづみ さん

暮らし、ライフスタイルを主なテーマとするコラムニスト。
執筆、イラスト、講演などのほか、雑誌、テレビ、ラジオなどさまざまな分野で活躍中。
得意分野は家事の合理化、時短・手間短、簡単レシピなど。
エコをテーマとした活動も多数。忙しい人たちに向けた暮らしと家事のアイデア、生き方のアドバイスは男女問わず幅広い世代から支持を集めている。
近著に「カラダおいしいスープジャーレシピ」タツミムック、「『願い事手帖』のつくり方 書くだけで運と幸せが集まる」PHP文庫、「今すぐはじめる 正しい電気のトリセツ集」 六耀社、ほか著書多数。

オフィシャルサイト http://www.izoomi-m.com 別ウィンドウで開く

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アサヒ飲料さんの富士山工場にお邪魔しています!

みなさん、こんにちは、ももせです。今日私はアサヒ飲料さんの富士山工場にお邪魔しています。生まれて初めて飲料工場を見学しますので、すごく楽しみです。
場所はJR富士宮駅を降りて車で約20分、東海道新幹線の新富士駅だと車で約50分のところです。

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富士山が本当に大きくて、きれい!

富士山工場は、その名の通り、本当に富士山の真横にあって自然豊かな場所で製造されています。空気も澄んでいて、本当に気持ちがいい。また、今日は五月晴れで、この時期にこんなに富士山がきれいに見えるのは珍しいそうです。晴れ女パワー発揮でしょうか?

正門には富士山の地下水を使った噴水があります。

正門には富士山からの地下水を使った噴水がありました。
さわると、本当に冷たくて気持ちがいいです。

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富士山工場を1日ご案内いただきました工場長の安部さんです。

工場長の安部さんに、1日工場内を案内いただきました。すごく丁寧に説明いただき、予備知識のなかった私でもとてもよく理解ができました。

※ 掲載内容(役職名、写真等)は取材時のものです。

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工場見学

富士山工場のひみつを探ってみましょう

工場見学コースを拝見

まず最初に案内いただいたのが、「工場見学コース」です。2014年の3月にリニューアルされたばかりです。すごく明るくてきれいでした。

見学コースはガラス張りになっていて、製造工程が見えるだけでなく、要所要所での説明がシンプルでわかりやすいです。これなら子どもたちの環境教育の場にぴったりですね!

工場見学コースでは、専門の説明スタッフの方に、丁寧に説明していただけます。
富士山工場はより多くの皆様に見学していただけるように2014年の3月25日にリニューアルされたそうです。
富士山のおいしい水のひみつや、エコの工夫などを、環境キャラクターのエコるん、ニコるんと一緒に学んでいく内容になっています。
アサヒ飲料さんは環境教育にも熱心なんですね。

人気の「アサヒ 十六茶」の原料を触って確かめることができるんですよ!
香りも試すことができます。ハトムギのいい香りがしました。

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「アサヒ おいしい水 富士山」の2LのPETボトルで使用している「らくエコボトル」は、つぶして丸めると5分の1の大きさになって、環境への負荷を減らしているそうです。
このように、1本分のスペースに、つぶすと5本分入るんです。
「らくエコボトル」は私にも楽につぶすことができました。

製造ラインも拝見

つぎは、製法についてうかがいました。
加熱殺菌しない「フレッシュ無菌パック製法」というのだそうです。

水を瞬間的に加熱して殺菌するのが一般的な製法ですが、「アサヒ おいしい水 富士山」は除菌性能をもつミクロフィルターに3回通し、そのまま加熱しないで無菌状態でボトリングする「フレッシュ無菌パック製法」を採用していて、富士山の水のおいしさをそのままにお届けしています。

水の安全は、消費者としてとても気になります。
こういった新しく特殊な製法で製造され、私たちの手元に届いていることを初めて知りました。
毎日、何気なく買って飲んでいたこの「アサヒ おいしい水 富士山」ですが、もっと味わって飲みたいと思います。

2014年に稼働したばかりの新しいお茶の製造ラインも拝見させていただきました。

廃熱を再利用する工夫によってエネルギー使用量を抑えてるんですね

この新製造ラインは廃熱を再利用して燃料使用量を削減する省エネ技術が使われていました。
製造工程では高温にした後冷やす工程があります。
このときに出る廃熱を冷たい液体と交換する「熱交換システム」によって工場内でも再利用されてます。
これにより、エネルギー使用量を抑えるだけなく、CO2排出量も減らされているということなんです。

廃熱を有効活用するなんて、とても工夫されていて感動しました。
工場での環境配慮が、一般家庭にも導入できたらすごいんでしょうね。

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PETボトルをつくる際にも省エネの工夫をされてるんですね

富士山工場では、PETボトルも製造されていて、工場内で製造されることで、PETボトル運搬時の環境負荷を減らしているということです。
PETボトルを製造する際は、写真のプリフォームという試験管のような容器があるのですが、それを一気に空気をいれて膨らませて製造するということなんですが、この膨らます際の空気をリサイクルして使用し電力を削減されているのです。

無駄な電力を使わない工夫って素敵ですね。
今日は特別に新製造ラインを見せていただきありがとうございました。

工場の外も見学

原料となる水の取水方法についても案内いただきました。

富士山工場で使用する水は深さおよそ250mもの井戸から富士山の大地に磨かれた天然水を外気に触れないようにくみ上げているとお聞きしました。
また、富士山の地層は主に玄武岩でできていて、玄武岩の層を水が通るときに不純物が取り除かれてきれいになるのと同時に、ミネラルが水に溶け出して水をおいしくしているそうです。

富士山の大地だからこそ、おいしい水になるんですね!
まさに、自然の恵みをいただいているんですね!
私はこの説明を聞いて、PETボトル入りのお水の見方が変わりました。

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エネルギー施設やリサイクル施設も拝見させていただきました。

液化石油ガス(LPG)を液化天然ガス(LNG)に変えて、エネルギーの効率化を進められているのですね

富士山工場は、2011年に燃料をLPGからLNGに変えることにより、前年度比でCO2を8.6%削減されています。
使用燃料も省エネのことを考え活動されています。

工場のゴミのゆくえを知りたくてリサイクルセンターへ

一般的なゴミ捨て場って特有のにおいがしますが、富士山工場のリサイクルセンターはほとんどしませんね。
本当に丁寧に仕分けして資源として扱っていることがわかりました!

富士山工場では廃資材を25種類に分別されています。ゴミにならないようにするには、社員の意識が大切です。
そのために、リサイクルセンターをきれいに保ち、ゴミではなく資源として扱われています。

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「アサヒ 十六茶」の茶粕もリサイクル!

アサヒ飲料さんは、茶粕を乳酸菌発酵させて牧場の牛たちの飼料にされていました。
なるべくフレッシュな状態で飼料として届けることができるよう、茶粕を入れる袋に工夫をしたりしています。
「アサヒ 十六茶」の茶粕が近くの牧場の牛たちの餌になっているんですね。すご〜い。本当に徹底していますね!

※ 掲載内容(役職名、写真等)は取材時のものです。

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工場見学を終えて

富士山工場の見学を終えて、その感想を安部工場長とお話しさせていただきました。

工場見学に参加して

富士山工場はわかりやすくて子どもの環境を学ぶ場としてもいいですね

安部工場長:本日は、工場を見学していただきありがとうございました。
いかがでしたでしょうか?

ももせ:見学施設のつくりがシンプルでとてもわかりやすかったです。
子どもたちが環境を学ぶ場としてもふさわしいのではないでしょうか。

安部工場長:そうなんです。
以前は、この工場自体の説明が中心だったのですが、現在の形にリニューアルしてからは、我々の製品は自然の恵みの恩恵を受けていることに立ち返り、見学施設も富士山の水がどのようなメカニズムでできるのかなど、自然とのかかわりを中心に学べる施設としました。

富士山で育まれるおいしい水

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ももせ:富士山工場のいちばんの特徴としてあげられることは、どのようなことでしょうか?

安部工場長:やはり富士山の近くにあるということでしょうか。
自然の恵みが豊富なこの地で、おいしい水を作り出しています。
飲料水をつくる際、瞬間的に加熱して殺菌するのが一般的な製法ですが、アサヒ飲料では、加熱せず徹底的にろ過して除菌するフレッシュ無菌パック製法をとっています。富士山工場でも天然のおいしい水を生かすためにも、深さおよそ250mの井戸から外気に触れないように汲み上げて、富士山の水のおいしさをそのままに製品にしています。

ももせ:それが「おいしい水」につながっているんですね〜。
私もこれまでPETボトルの水を手にするとき、「商品」としてみていましたが、今日この場にきて、「自然とつながっている、その結果としての商品を飲んでいるんだ」ということを実感しました。

環境の取り組みがおいしい水につながっている

安部工場長:環境の取り組みでどのようなところが気になりましたか?

ももせ:工場から出る排水を処理する工程において、発生したメタンガスを再利用していることに感心したり、PETボトルの軽量化にかける徹底ぶりに驚いたりしましたが、私がなにより感銘を受けたのは、リサイクル施設でした。

安部工場長:と、いいますと?

ももせ:まずは、これだけの規模の工場がゼロエミッションということ自体に驚き、正直言って疑いを持ちつつ見学しましたが、リサイクルセンターを見学して納得しました。
使い終わった資材が25種類にも分別されて、しかもゴミ箱などにある特有のにおいがほとんどせず、とても清潔だったので。

安部工場長:そうなんです。実は、リサイクルセンターで働いているスタッフは自分たちが環境にいいことをしているんだということに非常に誇りを持っていて、「この工場が万が一にも周辺の環境に迷惑をかけてはいけない」と、 非常に丁寧に分別の処理をしてくれています。

ももせ:そうなんですね。
「アサヒ 十六茶」を作った後に出る茶殻まで、牛の飼料に使われていると聞いて本当に感心しました。

安部工場長:この工場は富士山の麓にあって、良質の水があるから我々の事業が成り立っています。
この水があるのは、これまで地域の住民の方たちや、祖先の方たちがきちんとこの自然を守ってきたからこそだと思います。
それを我々の時代で止めてしまうわけにはいきません。
このすばらしい自然を次の世代にもきちんと引き継いでいけるようにするために、最大限の努力をするのが私たちの責務だと考えています。

富士山のすばらしい自然を次の世代に引き継いでいきたいです

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今後力を入れていく取り組みについて

消費者も積極的に情報を収集して商品選びをしないといけませんね。

ももせ:環境側面において、今後、特に力を入れていこうと考えていらっしゃる取り組みは何でしょうか?

安部工場長:工場のゼロエミッションやPETボトルの改良、バイオマス燃料の積極的な利用などを行っていますが、まだまだできることはあると認識しております。
特に、エネルギーに関しては3年前にLNGに変えたことでかなりCO2の削減に寄与しました。
長い目で考えれば時間はかかるかもしれませんが、再生可能エネルギーへの転換も視野に検討していきたいと思います。

ももせ:実は、震災以降、PETボトルを買って家において置くということが非常に増えました。
ただ、買う側は価格やイメージで何となく選んでしまうことが多いのですが、メーカー側の環境負荷を下げる努力を知ると、私たち消費者も積極的に情報を取りにいって、地球環境のためには本当は何がいいのかをきちんと見極めたうえで商品を買うべきだ、との思いを新たにしました。
本日は、ありがとうございました。

安部工場長:どういたしまして。また、遊びにいらしてください。

※ 掲載内容(役職名、写真等)は取材時のものです。

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