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JAS法とは?

JAS法 正式名称は「農林物資の規格化及び品質表示の適正化に関する法律」といいます。農林水産省が管轄しています。JAS法は大きく分けて「品質表示基準制度」と「JAS規格制度」から成り立っています。なお、JASとはJapanese Agricultural Standard(日本農林規格)の略です。

品質表示基準制度

消費者が商品を購入するときに役立つよう、飲食料品に品質に関わる表示を義務づけるものです。
ただし酒税法で規定する酒類、薬事法で規定する医薬品、医薬部外品、化粧品は対象外です。

JAS規格制度

JAS規格の格付け検査に合格した製品に【JASマーク】をつけることを認め、製品の規格化・流通の促進などを図る制度です。

品質表示基準制度

飲料水に関わる基準制度

加工食品品質表示基準

清涼飲料水を含む、製造または加工された飲食品については「加工食品品質表示基準」によって、共通の表示事項が定められています。

表示例

  • 実物では●の中に番号の記述はございません。

表示義務事項

1名称 一般的な名称を記載します。「名称」に代えて「品名」「種類別」「種類別名称」と記載することもできます。
2原材料名 まず食品添加物以外の原材料(いわゆる食品)を重量順に記載し、次に食品添加物を、重量順に食品衛生法に従って記載します。
3内容量 計量法に従ってg(またはkg)ないしml(またはL)等で記載します。
4賞味期限 商品がおいしく飲食できる期限を示します。品質が急速に変化しやすい(おおむね5日以内)場合は「消費期限」となります。
5保存方法 賞味期限内の品質を保持するために必要な保存方法を記載します。常温保存の場合は省略が可能です。
6製造業者等氏名
または
名称および住所
加工者または販売者等の氏名住所の記載も許可されています。
  • なお、上記で「原材料名」「内容量」「賞味期限」については、スペースが足りないなどの理由で他の表示義務事項と一括して表示することが難しい場合、記載箇所を明示すれば、他の場所に表示することが可能です。
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個別の品質表示基準について

共通の表示事項の規制だけでは不十分と考えられるものについては、個別に品質表示基準が定められています。飲料水に関連するものとしては「果実飲料品質表示基準」「炭酸飲料品質表示基準」の他に、「遺伝子組換え食品の品質表示基準」などがあります。

果実飲料品質表示基準

果実飲料とは果汁10%以上の飲料のことです。果汁の種類と含有量によって、果実ジュース、果実ミックスジュース、果粒入り果実ジュース、果実・野菜ミックスジュース、果汁入り飲料などに分類されます。※1 また、果汁の処理状態によって、果実の搾汁(いわゆるストレート果汁)、濃縮果汁、還元果汁などとしても分類されています。※2
※1、※2について下記のような表示に関する規定があります。

※1 果実飲料の分類:果汁の種類と含有量による分類

果実ジュース 1種類の果実について果汁100%のものです。
果実ミックスジュース 2種類以上の果実を混合し果汁100%としたものです。
果粒入り果実ジュース かんきつ類のさのう、もしくはかんきつ類以外の果実の果肉を細切りにしたもの等を含む、100%果汁です。
果実・野菜ミックスジュース 果汁と野菜汁の混合100%のものです。ただし果汁の割合は50%を上回らなければなりません。
果汁入り飲料 果汁の割合が10%以上、100%未満のものです。

※2 果実飲料の分類:果汁の処理状態による分類

果実の搾汁 果実を破砕して搾汁または裏ごし等をし、皮や種を除いたものです。いわゆる「ストレート果汁」と呼ばれるものです。
濃縮果汁 果実の搾汁を濃縮したものです。
還元果汁 濃縮果汁を希釈したものです。

表示例

  • 実物では●の中に番号の記述はございません。

表示義務事項

1名称 果汁入り飲料(果汁10%以上100%未満)では「○○%△△果汁入り飲料」と記載します。○○%は果汁の含有率、△△は果実名です。果実が2種類以上の場合は△△は「混合」となります。なお「△△ジュース」とかけるのは100%果汁飲料だけです。
2原材料名 最初に食品添加物以外の原材料(いわゆる食品)を、重量順に記載します。果実については2種類以上使用の場合、「果実」の後に()書きで、重量の多いものから順に2種類の果実名を記載し、その他の果実は「その他」と記載して省略できます。砂糖類は2種類以上使用した場合、「砂糖類」または「糖類」の後に()書きで、具体的な糖類の名称を重量順に記載します。食品の後に食品添加物が重量順に記載されます。
3〜6内容量 上記の加工食品品質表示基準に準じます。

炭酸飲料品質表示基準

炭酸飲料とは水に二酸化炭素(炭酸ガス)を圧入した飲料、またはこれに果汁、乳、甘味料、酸味料、香料などを加えた飲料のことです。
下記のような表示に関する規定があります。

表示例

  • 実物では●の中に番号の記述はございません。

表示義務事項

1名称 「炭酸飲料」と記載されます。
2原材料名 最初に食品添加物以外の原材料(いわゆる食品)を、重量順に記載します。砂糖類は2種類以上使用した場合、「砂糖類」または「糖類」の後に()書きで、具体的な糖類の名称を重量順に記載します。最後に食品添加物が重量順に記載されます。なおJAS法では、水と二酸化炭素以外の原材料を使用した場合、「水」「二酸化炭素」の表示は省略できるとされています。
3〜6内容量 上記の加工食品品質表示基準に準じます。

遺伝子組換え食品の品質表示基準

特定の遺伝子組換え農産物および遺伝子組換え農産物を原材料とする加工食品については、その表示が共通表示事項に加えて義務づけられています。具体的には【大豆・とうもろこし・ばれいしょ(じゃがいも)・なたね・綿実・アルファルファ・てん菜・パパイヤ】について、「遺伝子組み換え」や「遺伝子組み換え不分別」との表示が義務づけられています。

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JAS規格制度

JAS規格は全ての飲食料品に設けられているわけではありません。清涼飲料水でJAS規格が設けられているものとしては「炭酸飲料」「果実飲料」などがあります。農林水産大臣が認定した第三者機関による検査の結果、規格に合格したものには右記の「JASマーク」(任意表示)を製品につけることが認められています。なお「有機○○」として販売するためには、「有機JASマーク」をつけることが義務付けられています。

飲料に関わるJAS規格制度

炭酸飲料のJAS規格

使用できる食品添加物の種類などが定められています。
炭酸ガスの圧力についても、炭酸飲料の種類によって下限の規定があります。

果実飲料のJAS規格

果実飲料の種類ごとに個別に、糖度、精油分などの規格の他、使用してよい原材料の種類などが定められています。

有機農産物及び有機農産物加工食品のJAS規格制度

JAS規格に合格した商品には右記の「有機JASマーク」がつけられます。
このマークが付されたものでなければ、「有機○○」「オーガニック」等有機栽培に関連した表示を行うことができません。

有機農産物

播種または植付け前2年以上および栽培中に(多年生作物では収穫前3年以上)の間、堆肥等による土づくりを行ったほ場(農園や田畑)において生産された農産物。原則として化学肥料や農薬は使用しない。また遺伝子組換え種苗は使用しない。

のんだあとはリサイクル
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