特定保健用食品等

特定保健用食品等の機能や表示について詳しくご説明いたします。

保健機能食品の分類

通称「トクホ」で知られる特定保健用食品。一定の条件を満たした食品である「保健機能食品」に分類されます。

特定保健用食品

「特定保健用食品」は、特定の保健の目的が期待できる食品であり、身体の生理学的機能などに影響を与える保健機能成分(関与成分)を含んでいます。他の「いわゆる健康食品」とは異なり、その保健効果が当該食品を用いたヒト試験で科学的に検討され、適切な摂取量も設定されているものです。
表示されている効果や安全性については国が審査を行い、食品ごとに消費者庁が許可しています。許可を受けた食品には、許可マークが表示されていますので、目印にしてください。

特定健康保険食品マーク

トクホとして許可を受けた食品には、この許可マークがつけられ、
その効果は許可表示で確認できます。

表示例

表示例
  • ①バランスのよい食生活の大切さを知ってもらうために、このような表示をすることが義務付けられています。
  • ②トクホ(特定保健用食品)であることを示すマークです。
  • ③【許可表示(保健用途の内容)】【摂取量/摂取目安量】は表示が義務付けられています。
    必要があれば【摂取上の注意】がなされます。
  • ④【栄養成分】【関与成分】を表示しています。

栄養機能食品

栄養素の補給のために利用される食品で、栄養素の機能を表示するものをいいます。1日当たりの摂取目安量に含まれる当該成分量が定められた上・下限値の範囲内にあれば、審査なく栄養機能表示ができます。栄養機能食品表示とともに具体的な栄養成分名を表示する必要があり(【保健機能食品(ビタミンC)】など)、また栄養機能表示、注意喚起表示等が必要です。

栄養機能表示が許される
栄養成分と機能表示の内容

栄養成分

n-3系脂肪酸
下限値~上限値
0.6~2.0g
栄養機能表示
n-3系脂肪酸は皮膚の健康維持を助ける栄養素です。
亜鉛
下限値~上限値
2.64~15mg
栄養機能表示
亜鉛は、味覚を正常に保つのに必要な栄養素です。亜鉛は、皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素です。
亜鉛は、たんぱく質・核酸の代謝に関与して、健康の維持に役立つ栄養素です。
カリウム
下限値~上限値
840~2,800mg
栄養機能表示
カリウムは正常な血圧を保つのに必要な栄養素です。
カルシウム
下限値~上限値
204~600mg
栄養機能表示
カルシウムは、骨や歯の形成に必要な栄養素です。
下限値~上限値
2.04~10mg
栄養機能表示
鉄は、赤血球を作るのに必要な栄養素です。
下限値~上限値
0.27~6mg
栄養機能表示
銅は、赤血球の形成を助ける栄養素です。
銅は、多くの体内酵素の正常な働きと骨の形成を助ける栄養素です。
マグネシウム
下限値~上限値
96~300mg
栄養機能表示
マグネシウムは、骨や歯の形成に必要な栄養素です。
マグネシウムは、多くの体内酵素の正常な働きとエネルギー産生を助けるとともに、血液循環を正常に保つのに必要な栄養素です。
ナイアシン
下限値~上限値
3.9~60mg
栄養機能表示
ナイアシンは、皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素です。
パントテン酸
下限値~上限値
1.44~30mg
栄養機能表示
パントテン酸は、皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素です。
ビオチン
下限値~上限値
15~500μg
栄養機能表示
ビオチンは、皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素です。
ビタミンA
下限値~上限値
231~600μg
栄養機能表示
ビタミンAは、夜間の視力の維持を助ける栄養素です。
ビタミンAは、皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素です。
ビタミンB1
下限値~上限値
0.36~25mg
栄養機能表示
ビタミンB1は、炭水化物からのエネルギー産生と皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素です。
ビタミンB2
下限値~上限値
0.42~12mg
栄養機能表示
ビタミンB2は、皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素です。
ビタミンB6
下限値~上限値
0.39~10mg
栄養機能表示
ビタミンB6は、たんぱく質からのエネルギー産生と皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素です。
ビタミンB12
下限値~上限値
0.72~60μg
栄養機能表示
ビタミンB12は、赤血球の形成を助ける栄養素です。
ビタミンC
下限値~上限値
30~1000mg
栄養機能表示
ビタミンCは、皮膚や粘膜の健康維持を助けるとともに、抗酸化作用を持つ栄養素です。
ビタミンD
下限値~上限値
1.65~5.0μg
栄養機能表示
ビタミンDは、腸管でのカルシウムの吸収を促進し、骨の形成を助ける栄養素です。
ビタミンE
下限値~上限値
1.89~150mg
栄養機能表示
ビタミンEは、抗酸化作用により、体内の脂質を酸化から守り、細胞の健康維持を助ける栄養素です。
ビタミンK
下限値~上限値
45~150μg
栄養機能表示
ビタミンKは、正常な血液凝固能を維持する栄養素です。
葉酸
下限値~上限値
72~200μg
栄養機能表示
葉酸は、赤血球の形成を助ける栄養素です。
葉酸は、胎児の正常な発育に寄与する栄養素です。

栄養機能表示が許される
栄養成分と注意喚起表示の内容

n-3系脂肪酸、Ca、鉄、
ビタミンA・ビタミンK・
葉酸を除くビタミン類

本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。
1日の摂取目安量を守ってください。

亜鉛

本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。亜鉛の摂りすぎは、銅の吸収を阻害するおそれがありますので、過剰摂取にならないよう注意してください。1日の摂取目安量を守ってください。乳幼児・小児は本品の摂取を避けてください。

カリウム

本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。
1日の摂取目安量を守ってください。
腎機能が低下している方は本品の摂取を避けてください。

本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。
1日の摂取目安量を守ってください。乳幼児・小児は本品の摂取を避けてください。

マグネシウム

本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。多量に摂取すると軟便(下痢)になることがあります。1日の摂取目安量を守ってください。乳幼児・小児は本品の摂取を避けてください。

ビタミンA

本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。
1日の摂取目安量を守ってください。妊娠3ケ月以内又は妊娠を希望する女性は過剰摂取にならないよう注意してください。

ビタミンK

本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。
1日の摂取目安量を守ってください。
血液凝固阻止薬を服用している方は本品の摂取を避けてください。

葉酸

本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。
1日の摂取目安量を守ってください。本品は、胎児の正常な発育に寄与する栄養素ですが、多量摂取により胎児の発育が良くなるものではありません。

また、すべての商品に特定保健用食品と区別するために、「本品は特定保健用食品とは異なり、消費者庁長官による個別審査を受けたものではありません。」の表示が必要となります。

機能性表示食品

「機能性表示食品」とは、事業者の責任において、科学的根拠に基づいた機能性を表示した食品です。販売前に安全性及び機能性の根拠に関する情報などが消費者庁長官へ届け出られたものです。ただし、特定保健用食品とは異なり、消費者庁長官の個別の許可を受けたものではありません。