【参考資料】

炭酸飲料カテゴリー、販売好調!「三ツ矢」「ウィルキンソン」が
上期の販売数量でブランド史上過去最高を更新!
販売好調を受けた需要拡大に対応する為、7月の生産体制を強化

事業・活動

2020.07.08

 アサヒ飲料株式会社(本社 東京、社長 米女太一)が発売する炭酸飲料ブランド「三ツ矢」「ウィルキンソン」の上期の販売数量がブランド史上過去最高を更新しました。
 販売好調を受け、炭酸飲料の最盛期である夏場に向けた需要拡大に対応する為に、7月に単月前年比で「三ツ矢」を約4割、「ウィルキンソン」を約2割増産します。

【「三ツ矢サイダー」の製造ライン】

【「ウィルキンソン」の製造ライン】

 本年、アサヒ飲料では、「炭酸カテゴリーの強化」を事業方針に掲げています。透明炭酸No,1※1の「三ツ矢」、無糖炭酸No,1※2の「ウィルキンソン」を中心に、乳性炭酸、エナジー系炭酸でも多彩なブランドを擁しており、お客様に炭酸入り飲料ならではのおいしさや情緒的価値を提供することで、「三ツ矢」「ウィルキンソン」の過去最高の販売数量を目指すとともに、炭酸入り飲料全体で1億箱(前年比107%)を目指しています。

※1インテージSRI調べ 「サイダーカテゴリー」(液体が無色透明な炭酸飲料で糖・甘味料が入っているもの又はレモン・ライムのみの香料が入っているもの)累積販売金額。2019年1月~2019年12月

※2インテージSRI調べ 炭酸水市場(フレーバー含む)2019年1月~2019年12月 ブランド別累計販売金額

 本年上期は、新型コロナの影響で外出自粛が広まったことにより、清涼飲料市場全体の販売数量が前年比約1割減となる中、「三ツ矢」「ウィルキンソン」が好調な当社の炭酸入り飲料全体の販売数量は前年比106%となり年間販売目標の1億箱に向けて好調に推移しています。

 両ブランドの積極的なマーケティング施策に加えて、コロナ禍における飲料購買の意識に関する調査(当社調べ)では、お客様が「いつも選んでいる定番のブランド」「よく知られた安心感のあるブランド」を選ぶ傾向にあることがわかり、日本生まれの100年ブランドである両ブランドが、お客様からご支持頂けたのではないかと考えています。

■「三ツ矢」の好調要因

・4月には4年ぶりのリニューアルを実施し、環境訴求のラベルを採用。また「嵐」を起用した広告と販促ツールを活用した店頭展開でお客様との接点が増加

 「三ツ矢」ブランドは上期の販売数量が2,002万箱(前年比101%)となりました。
 定番商品である「三ツ矢サイダー」は4月7日より、ご支持頂いている中味はそのままに、従来品よりラベルを短く薄くした、環境に優しいパッケージに変更しています。また、新広告キャラクターには、日本を代表するグループ「嵐」を起用し、新TVCMを放映しています。
リニューアル発売時から、「日本にはおいしいサイダーがある」というメッセージと「嵐」が描かれた販促ツールを活用し店頭展開を強化したことで、これまで「三ツ矢サイダー」を積極的に購入されている方に加え、普段「三ツ矢サイダー」を飲用していない方々に手に取ってもらえたことが好調要因とみています。

・上期に発売した「『三ツ矢』特濃オレンジスカッシュ」などの新商品も売上拡大に寄与

 4月に発売した「『三ツ矢』特濃オレンジスカッシュ」は6月末で78万箱を売り上げ、既に年間目標である100万箱の約8割を達成するなど大変好調に推移しています。
 また、「2020年特別限定復刻シリーズ」として発売した1月の「三ツ矢サイダーレモラ」、3月の「三ツ矢サイダーシルバー」、5月の「三ツ矢サイダーライト」は「限定復刻」という目新しさなどから若年層のトライアルに寄与し、味に関しても支持頂いたことにより、シリーズでの販売計画を上回る形で推移しています。
 下期は、引き続き「嵐」を起用した広告販促活動を強化するとともに、8月には新商品として「三ツ矢特濃グレープフルーツスカッシュ」を発売するなど、「三ツ矢」ブランドの飲用機会の拡大を図ります。

■「ウィルキンソン」の好調要因

・コロナ禍における巣ごもり需要により、直接飲用やお酒の割り材として購入機会が増加

 「ウィルキンソン」ブランドは上期の販売数量が1,372万箱(前年比112%)となりました。
 自宅で過ごす時間が多くなる中、「気分をすっきりさせるのに適している」「リフレッシュしたい」という意識から炭酸水の需要が高まり、炭酸水No,1ブランドで「刺激、強め。」という独自の価値を持つ「ウィルキンソン」が支持されたとみています。

 また家でお酒を飲む機会が増えたことから割り材としての需要も高まり、直接飲用としても割り材としても十分な容量である「ウィルキンソン タンサン」1Lの売上が好調に推移し、上期の販売数量が前年比189%となりました。
 更に、EC(electronic commerce)での販売も好調で、2020年の2月からAmazon限定で販売しているMS+B「ウィルキンソン タンサン」PET500mlラベルレスボトルは、まとめ買い需要やラベルを廃棄する手間の削減などの点で支持され、計画を上回る推移となっています。

・「ウィルキンソン タンサン」レモンも女性層に支持を広げ好調

 3月にリニューアル発売した「ウィルキンソン タンサン」レモンも、女性ユーザーの飲用拡大を目指し、広告キャラクターに篠原涼子さんを起用、Web動画でも女性を意識した飲用シーンを訴求した結果、特に30代~60代の女性からご好評を頂き、上期の販売数量が前年比135%と好調に推移しています。
 下期も7月に「ウィルキンソン タンサン」ピーチなどの新商品発売に加え、上期に実施した1L容器を対象としたLINEポイントキャンペーンの継続実施により、「ウィルキンソン」ブランドの更なる拡大を図ります。

 アサヒ飲料では、下期も引き続き「炭酸カテゴリーの強化」に取り組むことで、炭酸カテゴリーの年間販売目標である1億箱を目指していきます。

「三ツ矢」「三ツ矢サイダー」「ウィルキンソン」はアサヒ飲料株式会社の登録商標です。

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