ESGの取り組み強化<食育>
~これまで授業をお届けしてきた児童数が1万人を突破~
“乳酸菌と発酵のひみつ”を伝える出前授業
「『カルピス』こども乳酸菌研究所」を実施
~「青少年の体験活動推進企業表彰」(主催:文部科学省)審査委員会奨励賞受賞プログラム~

事業・活動

2018.05.18

「『カルピス』こども乳酸菌研究所」 活動の様子 1
「『カルピス』こども乳酸菌研究所」 活動の様子 イメージ2

 アサヒ飲料株式会社(本社 東京、社長 岸上 克彦)は、乳酸菌や発酵の知見を活かした社員による小学生向け出前授業「『カルピス』こども乳酸菌研究所」を6月7日(木)より実施致します。
 本年度は、ESG(E=環境、S=社会、G=ガバナンス)の取り組みを強化し、多くのこども達に“乳酸菌”と“発酵”について興味を持ってもらうため、昨年と比べ訪問校を増やし展開致します。

社員自らが、こども達に“食”や“未来への夢”についての授業を届ける

 「『カルピス』こども乳酸菌研究所」は社員自らが小学校を訪問し、小学校4~6年生を対象に、日本初の乳酸菌飲料「カルピス」を題材として、乳酸菌や酵母など微生物の働きや発酵について伝え、食材の味や乳酸菌観察など、五感を使いながら学ぶ食育プログラムです。
 乳酸菌・発酵をテーマとした小学生向け出前授業は、2007年の経済産業省委託事業「理科実験教室プロジェクト」への参加からスタートしました。「“乳酸菌”や“発酵”のことをもっとこども達に知ってもらい、身近なものに感じて欲しい」という思いのもと、プログラム内容を充実させ、2013年からは「『カルピス』こども乳酸菌研究所」というタイトルで実施し、これまでに157校、10,017名(小学校および科学館等のイベント会場含む)のこども達に授業を届けてきました。昨年は、社長から新入社員まで203名が参加し、訪問校数は、25校を目標に、実施して参りました。11年目となる本年度は、実施校を増やし、36校の小学校での授業を目標に展開いたします。

 アサヒ飲料は、今後もサスティナビリティの向上を目指したESGの取り組みを推進してまいります。

【参考資料】

こども達と一緒に考える“未来ディスカッション”

 「『カルピス』こども乳酸菌研究所」では、5~6名の児童に対し社員が1名つくことでコミュニケーションを図りながらグループの仲間と共に、理解を深め、社員と児童が一緒になって授業をつくりあげていきます。児童が社員と意見交換しながら、授業で得た乳酸菌などの知識を使い〝未来へのアイデア〟を考え発表する〝未来ディスカッション〟“キャリア教育”としても小学校から高い評価を頂いております。
 「『カルピス』こども乳酸菌研究所」は、昨年に引き続き平成29年度「青少年の体験活動推進企業表彰」(主催:文部科学省)において審査委員会奨励賞を受賞したほか、株式会社リバネス※1(本社 東京、代表取締役 丸 幸弘)が運営する「教育応援グランプリ※22017」(2017年12月3日開催)においてプラチナ賞を受賞しました。

※1小・中学校をはじめ教育現場での教育開発事業を広く展開する企業

※2「教育応援グランプリ」は、子どもの成長を応援する企業の次世代教育活動を、産業界と教育界の両面から評価し、顕彰する取り組みです。

白百合女子大学との共同研究で“キャリア教育”の一面も確認

 白百合女子大学との共同研究により、小学生向け出前授業「『カルピス』こども乳酸菌研究所」が、越境的活動※3としての効果によって、身近な“食”というものから科学的性質や理科そのものに対する関心を引き出し、キャリア教育としての一面をもっていることが示唆されました。

【共同研究者のコメント】

宮下先生

白百合女子大学

人間総合学部教授 初等教育学科長 人間総合学部長
宮下孝広(みやした たかひろ)氏

理科への興味をかきたて科学的探究につながる活動

 「『カルピス』こども乳酸菌研究所」は、アサヒ飲料株式会社がCSR活動として行っている小学校高学年対象の出前授業プログラムのひとつであり、社会的にも高く評価されている活動です。白百合女子大学との共同研究を通じて、この活動に参加したこども達に、どのような効果が生じるのかを評価したところ、以下のような知見が得られました。
 まず、身近にある飲み物や食べ物がどのように作られているかに対する興味を抱かせます。普段何気なく口にしている「カルピス」が、発酵という現象によって作られていること、それを担っている乳酸菌や酵母といった微生物の働きに目を向けることなど、普通であれば見逃してしまっている関心が掘り起こされていくのです。
 このことは目の前にある事柄に止まりません。この活動をきっかけにして理科への興味をかきたて、実験や観察といった科学的な方法で身の回りにある物事を調べてみたいという科学的探究の入り口にこども達を立たせることにつながります。
 そして、将来の自分や、同世代の仲間たちが担う未来の世界に対して想いを馳せ、なかには自ら研究や発明といった活動に身を投じて、新しい世界を支える物作りにチャレンジして、人のために尽くしたいと考えるこどもの気持ちを引き出すようです。

※3越境的活動 学校と社会の境を越えて学びを生みだす活動。

【2018年「『カルピス』こども乳酸菌研究所」について】

実施スケジュール 夏 季:6月~7月⇒13校実施予定
秋 季:9月~12月⇒23校実施予定

2018年実施予定校一覧
都道府県 実施校 実施日
北海道 札幌市立北野台小学校 10月9日(火)
  札幌市立茨戸小学校 11月14日(水)
宮城県 聖ドミニコ学院小学校 6月8日(金)
  仙台市立館小学校 12月11日(火)
栃木県 宇都宮市立上河内西小学校 11月8日(木)
群馬県 館林市立第四小学校 11月28日(水)
千葉県 流山市立西初石小学校 11月1日 (木)
11月2日 (金)
東京都 中野区立上鷺宮小学校 6月7日(木)
  世田谷区立池尻小学校 6月28日(木)
  葛飾区立鎌倉小学校 7月4日(水)
  台東区立松葉小学校 7月11日(水)
  杉並区立高井戸第三小学校 7月24日(火)
  江戸川区立南篠崎小学校 9月20日(木)
9月21日(金)
  江東区立深川小学校 10月23日(火)
  荒川区立尾久宮前小学校 10月25日(木)
  目黒区立月光原小学校 12月4日(火)
  板橋区立板橋第二小学校 12月7日(金)
  板橋区立志村第五小学校 12月12日(水)
富山県 魚津市立松倉小学校 7月18日(水)
長野県 長野市立山王小学校 7月20日(金)
静岡県 選定中 調整中
愛知県 春日井市立牛山小学校 11月21日(水)
  名古屋市立東海小学校 11月27日(火)
大阪府 大阪市立長吉南小学校 6月12日(火)
  箕面市立中小学校 7月12日(木)
7月13日(金)
  大阪市立大和田小学校 10月19日(金)
  大阪市立中浜小学校 11月20日(火)
兵庫県 選定中 調整中
岡山県 総社市立常盤小学校 調整中
  岡山市立芳田小学校 11月6日(火)
11月7日(水)
広島県 広島市立長束西小学校 7月6日(金)
広島市立己斐東小学校 10月2日(火)
愛媛県 松山市立八坂小学校 12月5日(水)
高知県 高知市立介良潮見台小学校 6月21日(木)
福岡県 福岡市立有住小学校 6月15日(金)
  福岡市立千代小学校 9月14日(金)
対象 小学校4~6年生
コンセプト 1) 乳酸菌や発酵の製法を、五感を使って楽しく学べる特別な体験の場とする
2) 「カルピス」の生みの親の熱意と夢を伝え、新しいものをつくりだす可能性を感じ未来への夢をいだいてもらう
3) 一回の授業に5~6名の社員が参加し、こども達と密なコミュニケーションを図り授業の理解を深める
プログラム概要(90分授業) 1) レクチャー:乳酸菌や微生物の働き、「カルピス」の味を作りだすしくみ等
2) DVD視聴 :製造工程、「カルピス」誕生のストーリー
3) 体 験:発酵乳と牛乳の比較(味、かおり)、乳酸菌の顕微鏡観察、乳酸菌の酸度比較(pH試験紙使用)等
4) 未来ディスカッション:笑顔あふれる未来のために“こんな乳酸菌を発見したい”という夢を自由に想像し、グループ・全体で発表する

【これまでの「『カルピス』こども乳酸菌研究所」の取り組み】

実施年 会場数 児童数
(名)
 
2007年度 1 31 経済産業省「理科実験教室プロジェクト」に参加
2008年度 1 56  
2009年度 8 420 食育をテーマとした出前授業「乳酸菌スクール」を開始
2010年度 4 310  
2011年度 6 379  
2012年度 2 176 「教育CSR大賞」大賞受賞
※ 2013年度 19 1,357 「『カルピス』こども乳酸菌研究所」を開始
「中高生が選ぶ教育CSR大賞」大賞、「教育CSR大賞」部門賞受賞
2014年度 31 1,881 平成26年度「青少年の体験活動推進企業表彰」(主催:文部科学省)審査委員会奨励賞受賞、「中高生が選ぶ教育CSR大賞」大賞、「教育CSR大賞」出前実験教室(小学生)部門 部門大賞受賞
2015年度 24 1,715 「教育応援グランプリ金賞」受賞
2016年度 27 1,789 アサヒ飲料(株)のCSR活動として「『カルピス』こども乳酸菌研究を実施「教育応援グランプリ」“プラチナ賞”、“小学生審査員賞”をW受賞
2017年度 34 1,903 「教育応援グランプリ」“プラチナ賞”を受賞
産学連携を強化し社員と大学生がチームを組んで小学生に授業を届ける取り組みを実施
科学館等での実施を増やし、小学校の枠を越えて子どもたちが参加できる場を創出

2017年1月 日本生物教育学会 発表
2017年8月 日本理科教育学会(全国大会)発表
2017年12月 日本理科教育学会(関東大会)発表

平成29年度「青少年の体験活動推進企業表彰」(主催:文部科学省)
合計 157 10,017  

会場数は小学校および科学館等の施設を含む

2013年度の実績は、「乳酸菌スクール」「『カルピス』こども乳酸菌研究所」の合計

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