新製法による飲みやすさ・後味のスッキリ感がポイント
「ワンダモーニングショット」飲用時の
“前向きな気分”向上を科学的根拠に基づき数値化!
~慶應義塾大学とアサヒ飲料で共同検証~

研究・技術

2018.04.03

 アサヒ飲料株式会社(本社 東京、社長 岸上 克彦)は、慶應義塾大学との共同検証において、「ワンダモーニングショット」を飲用した後、「前向きな気分」※1が増すことについて科学的根拠に基づき数値化することに成功しました。

研究の背景

 アサヒ飲料は現在、成長戦略である「商品力強化による成長」のための取り組みとして、「重点6ブランドへの資源の集中」と「健康を軸とした商品開発」の2軸を展開しています。
 そのうち「健康を軸とした商品開発」においては、アサヒグループ独自の確かなエビデンスを有した素材を使用した製品の開発や、「安全」「安心」といった各ブランドがもつベーシックな「健康」価値の訴求を強化しつつ、「アサヒ飲料=健康に強みを持つ会社」というイメージの更なる醸成を目指して積極的な取り組みを実施しています。また研究開発の分野においては、「健康」価値の追求として“カラダの健康”だけでなく、“ココロの健康”も含めた両面からのアプローチを行っています。
 「ワンダモーニングショット」飲用時の「前向きな気分」変化については、理化学研究所が開発した最新のIT技術を用いた主観的な気分を測定する手法により、意識的な気分変化がみられることが2017年9月の段階で確認できています※2。今回は、更に無意識的な気分※3の変化を実証すべく別のアプローチから研究に取り組んで参りました。

今回の研究成果について

 今回、慶應義塾大学 理工学部 システムデザイン工学科 満倉靖恵(みつくら やすえ)教授の協力のもと、「ワンダモーニングショット」を飲んだ時に感じる「前向きな気分」を科学的根拠に基づき、数値化するモデルを構築することに成功しました。続いて、構築したモデルを基に「ワンダモーニングショット」飲用時の「前向きな気分」への変化を調査した結果、飲用前と比べて飲用後は、より「前向きな気分」が持てることを、世界で初めて実証できました(図参照)。
 この要因としては、別途実施した嗜好調査における結果より、特に新製法(モーニングクオリティ製法※4)による味の変化によって、飲みやすさ、後味のスッキリ感が「前向きな気分」の醸成につながっていると考えています。

図.ワンダモーニングショット飲用前後での前向きな気分度合の比較 N=63、mean±S.E

図.ワンダモーニングショット飲用前後での前向きな気分度合の比較

※1「前向きな気分」:本調査では積極的な気分やスッキリとした気分などを含んだ、一般にいうポジティブな考え方や心境のことを表現しています。

※2アサヒ飲料ニュースリリース:http://www.asahiinryo.co.jp/company/newsrelease/2017/pick_0904.html

※3無意識的な気分:意識していない状況で感じている気分

※4モーニングクオリティ製法:濃縮したコーヒー成分とミルク分の超微粒子化によりコーヒー感の強化と後味のスッキリ感を強化した製法(特許出願中)

<満倉靖恵先生のプロフィール>

慶應義塾大学 理工学部 システムデザイン工学科 教授
信号処理、機械学習、パターン認識、人工知能、統計処理などの技術を用いて、生体信号や音声、画像から必要な情報を抽出 する研究に従事。現在は脳波と画像を扱った研究や医学との融合を中心に推進。

満倉靖恵先生

<満倉靖恵先生のコメント>

 「食品や飲料は、子供から大人まで幅広く人々の暮らしに密着しており、感性との関わりが大変興味深い分野です。今回は、缶コーヒーを飲用した時に生じる「前向きな気分」に着目し、科学的根拠に基づき、「前向きな気分」の数値化を実現することができました。また、同じ缶コーヒーであっても、味わいの違いによって「前向きな気分」の感じ方に違いがあることも分かってきました。今後も、その時、その瞬間に感じている様々な“気分(感性)”の解明に期待が持たれます。」

<調査 概要>

調査内容

検証実施日 2017年8月4日~9日
被験者 30、40、50代の男性会社員 各21名
被験者数 63名分のデータを収集
検証実施場所 新宿、新橋、渋谷(平日午前中)
検証品 微糖タイプを除く、砂糖とミルクを使用したタイプの缶コーヒー3種類
(ワンダモーニングショットと市販の缶コーヒー2種類)
※ 缶容器デザインは、ブラインド

検証まとめ

 「ワンダモーニングショット」を飲用時に、無意識で感じている「前向きな気分」の増加について、科学的根拠に基づいて数値化するモデルを構築しました。続いて、「ワンダモーニングショット」をブラインドで飲用した条件から「前向きな気分」を解析。その結果、「ワンダモーニングショット」を飲用後に「前向きな気分」を持てることが示唆されました。「前向きな気分」の感じ方は、飲みやすさ、後味のスッキリ感による影響が強いと考えられ、引き続き、コーヒー飲料飲用時の気分について更なる検証を続けていきます。

学会発表

 電気学会制御研究会(日時:2018年3月25日、場所:川崎医療福祉大学)にて発表しています。

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