「カルピス」をつくる体験をスペシャルニーズのある子どもの
発達支援に活用
~ 実践女子大学の活動を支援 ~

事業・活動

2017.10.30

 アサヒ飲料株式会社(本社 東京、社長 岸上 克彦)は、商品を通じて心とからだの健康価値をお客様へ提供することを目指し、乳酸菌など微生物の研究とともに、「カルピス」をつくって飲むことの心理面への影響についても、さまざまな観点から研究をおこなっています。

 そのひとつとして、「カルピス」を親子で一緒につくって飲むことの心理への影響に関する研究に取り組んでいます。2015年には、「カルピス」を親子で一緒につくって飲む体験が、親子のコミュニケーションを生み出し、子どもが自分で考える力や、人につくってあげることを通じて人を思いやる心を育み、心を健全に成長・発達させる要となる思考力などの発達を促す機会になることを確認しました。

 その研究結果をもとに、同年より実践女子大学の研究を支援し、スペシャルニーズのある(発達に遅れのある)子どもの発達支援に「カルピス」をつくる体験を活用しています。これは、生活科学部生活文化学科の長崎勤教授(専門:教育心理学、発達支援学)が研究代表者を務める「希釈飲料作成による発達障害児の他者意図理解・協同活動アセスメントと支援方法の開発」(文部科学省科学研究費補助金基盤研究C)の一環として行われるもので、「カルピス」をつくる体験を通して、“自分でつくる”、“誰かのためにつくる”、“相手の好みに合わせて濃さを調整する”など、子どもに大切なコミュニケーションの発達を促すものです。

 また、11月11日(土)に行われる実践女子大学の学園祭では、この活動の一環として、これまでの取り組みの紹介とともに、「カルピス」をふるまう〝なかよしカフェ〟が開催されます。〝なかよしカフェ〟では、約40分間、実践女子大学が発達支援を行っているS君(5歳)がカフェ店員となってお客様に「カルピス」をつくり提供することに挑戦します。

実践女子大学生活科学部生活文化学科教授 長崎 勤先生のコメント

実践女子大学生活科学部生活文化学科教授 長崎 勤先生

 「障がいをもった方々」は、そんなに特別な存在でもなく、人々の中に10%位の比率でいらっしゃいます。その点からも学園祭の中で、皆さんに美味しさをサービスする活動の中に、スペシャルニーズを持ったS君がいてもいいのでは、と思い、ゼミの学生達と企画しました。フェイク気味な「障がい」についてのイメージを、一旦わきに置いて、美談としてではなく、かといって大変なだけでもない、皆さんに「カルピス」をサービスする、「リアルなS君」と出会っていただければ、ありがたいです。「カルピス」をつくる体験には、知的能力、社会性などの発達を促す活動がギュッと詰まっています。

 アサヒ飲料は、サスティナビリティの向上を目指したESGへの取り組み強化を推進してまいります。

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