三ツ矢サイダーの更なる価値の向上を目指して!
世界初 !「爽快な“気持ち(感性)”」の数値化に成功
~慶應義塾大学とアサヒ飲料での共同検証~

研究・技術

2017.07.18

 アサヒ飲料株式会社(本社 東京、社長 岸上 克彦)は、慶應義塾大学との共同検証において、「三ツ矢サイダー」の飲用時に感じている「爽快な“気持ち(感性)”」を世界で初めて数値化することに成功しました。

アサヒ飲料の健康に対する取り組み

 アサヒ飲料は、本年、成長戦略である「商品力強化による成長」のための取り組みとして、「重点6ブランドへの資源の集中」と「健康を軸とした商品開発」の2軸を展開しています。
 そのうち「健康を軸とした商品開発」においては、アサヒグループ独自の確かなエビデンスを有した素材を使用した製品の開発や、「安全」「安心」といった各ブランドがもつベーシックな「健康」価値の訴求を強化しつつ、「アサヒ飲料=健康に強みを持つ会社」というイメージの更なる醸成を目指して積極的な取り組みを実施しています。また研究開発の分野においては、「健康」価値の追求として“カラダの健康”だけでなく、“ココロの健康”も含めた両面からのアプローチを行っています。

今回の研究成果について

 今回、慶應義塾大学 理工学部 システムデザイン工学科 満倉靖恵(みつくら やすえ)准教授の協力のもと、炭酸飲料を飲んだ時に感じる「爽快な“気持ち(感性)”」を科学的根拠に基づき、数値化するモデルを構築することに成功しました。続いて、構築したモデルを基に「三ツ矢サイダー」飲用時の爽快な気持ちを調査した結果、飲用前と比べて飲用後は、より「爽快な“気持ち(感性)”」が持てるということを、世界で初めて実証できました(図1参照)。また、比較として三ツ矢サイダーのレシピから三ツ矢の香りだけを取り除いた飲料や炭酸の強さを半分にした飲料を特別に準備し、同様に飲用時の「爽快な“気持ち(感性)”」を調査したところに飲用前と比べ、爽快度合いに大きな違いはありませんでした(図1参照)。このことから、三ツ矢サイダーの飲用時の「爽快な“気持ち(感性)”」は三ツ矢サイダー独自の香りと炭酸の刺激による相乗効果に起因していることが示唆されました。

図1.三ツ矢サイダー飲用前後での爽快度合の比較

1N=90、mean±S.E

図1.三ツ矢サイダー飲用前後での爽快度合の比較

<満倉靖恵先生のプロフィール>

慶應義塾大学 理工学部 システムデザイン工学科 准教授
信号処理、機械学習、パターン認識、人工知能、統計処理などの技術を用いて、生体信号や音声、画像から必要な情報を抽出する研究に従事。現在は脳波と画像を扱った研究や医学との融合を中心に推進。

<満倉靖恵先生のコメント>

「食品や飲料は、子供から大人まで幅広く人々の暮らしに密着しており、感性との関わりが大変興味深い分野です。今回は、炭酸飲料を飲用した時に生じる「爽快な気持ち」に着目し、科学的根拠を基に、「爽快な気持ち」の数値化を実現することができました。また、同じ炭酸飲料であっても、炭酸の強弱や中身によって爽快な気持ちの感じ方に違いがあることも分かってきました。今後も、その時、その瞬間に感じている様々な“気持ち(感性)”の解明に期待が持たれます。」

満倉靖恵先生

<調査 概要>

調査内容
検証実施日 2016年8~12月
被験者 20代男女
被験者数 延べ90名分のデータを収集
検証実施場所 慶應義塾大学(矢上キャンパス)
検証品 三ツ矢サイダー、三ツ矢サイダー(香料無)、三ツ矢サイダー(炭酸半分)の計3種類
※検証品は冷やした状態でブラインド試飲

・検証まとめ
炭酸飲料飲用時に感じる爽快な気持ちを科学的根拠を基に数値化するモデルを構築しまし た。続いて、三ツ矢サイダーをブラインドで飲用した条件から爽快な気持ちを解析。その結果、三ツ矢サイダーを飲用後に爽快な気持ちを持てることが示唆されました。爽快な気持ちの感じ方は、炭酸の強弱や三ツ矢サイダー独自の香りに起因している可能性があることが分かってきました。引き続き、炭酸飲料飲用時の気持ちについて更なる検証を続けていきます。

・学会発表
NCSP2017(日時:2017年3月1日、場所:米国グアム)にて発表しています。

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